東北縦断・北海道サイクリング

東北縦断・北海道サイクリング 詳細
1984年8月29日 水曜日 日本百名山の一つ羅臼岳に登り、北方領土を遠望する


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走行ルート
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岩尾別YH岩尾別温泉羅臼岳山頂岩尾別温泉岩尾別YH
宿泊先
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岩尾別YH
走行データ
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走行距離:0km
支払い
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バス代(岩尾別⇒岩尾別温泉)¥360
ジュース¥100
岩尾別YH宿泊費¥2,700
フィルム¥850
洗濯¥100
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岩尾別YH 07:00発
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今日は、羅臼岳に登る予定。アルプスのパスハンターに乗る名古屋から来たサイクリストと一緒にYHを出て、バスを待つ。

岩尾別温泉 07:30着
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数少ないバスに乗って、小さなホテルのある岩尾別温泉に向かう。ここに羅臼岳の登山口があるのだ。

羅臼岳は日本百名山に数えられているが、夏場はとても登りやすく、素人がスニーカーでも登れるぐらいだという話だ。私は登山にはまったく自信がないが、この話を聞いて、せっかく来たのだからと登ってみることにしたのだ。

羅臼岳山頂 11:00着
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話に聞いていたとおり、程良い間隔で、水場などがあり、確かに登りやすい山であると感じる。途中、知床五湖などが見渡せる展望の良いところもある。いきなり視界が開けたと思ったら、羅臼平という尾根に出た。向こう側は山の陰になっているためか、雪渓が残っていて、そこを滑って遊ぶことなど無いようにと言われている。滑落したら命はないということだ。ここから羅臼岳頂上はすぐ近くだが、大きな岩ばかりのガレ場を登ってゆくことになる。

岩にペンキで書かれたルートに従い、手足4本を使って、ひたすら登り、山頂に到着した。山頂からは、雲がかかっていて展望は利かない。しかし、じっと待っていると、たまに雲がとぎれて、北方領土が見える。国後島はもちろん、択捉島にある山まで見えることもある。あれは、ルルイ岳だ、いや、爺爺岳だなどと話しながら、かなり長い間じっとして雲がとぎれるのを待っていた。

岩尾別温泉 16:30着
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ガレ場を下り、羅臼平に出てから、駆け下りるように登ってきた道を下ってきた。バスの時間が気になって焦って下ったが、なんとか間に合ったようだ。自動販売機で、ジュースを買って喉を潤す。

岩尾別YH 17:00着
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無事、岩尾別YHに戻ってきた。いつも使わない足の筋肉を使ったので、足がガクガクである。

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