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尾岱沼YHを出て、標津方向に北上していると、2人のサイクリストとすれ違う。すれ違いざまに挨拶すると、お互い思わず、「オー」と声を上げてしまった。大学の同じクラブの同輩のH君で、一緒に走っている人は彼の地元の友人とのこと。少々話をして、行く方向が違うので、その場で別れて先を急ぐ。 |
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標津駅の前に何人かのサイクリストがいたので、話をする。彼らは昨晩、標津町YHに泊まったとのこと。良いYHだったと言っていたを聴いて、私もこちらのYHに泊まれなかったのが悔やまれる。 |
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羅臼の町について、昼食にと、話に聞く、トド肉料理を食べてみることにする。焼き肉のような提唱句を食べたが、何となくクジラの肉にも似ている味だ。店主自ら、トドを捕獲しているとのこと。観光記念も兼ねて、トド肉料理を食べたことの証明書をくれる。 |
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知床半島の向こう側に出るために、知床横断道路の知床峠を越える。話には聞いていたが、羅臼側の登りはとてもきつい。急角度の道を登ってゆくと、だんだん霧が出てきた。峠に付くと、先輩達から見せてもらった写真の通り、霧が立ちこめていて視界がほとんどない。 |
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知床峠を下り始めるとすぐに霧は晴れて景色が見えるようになってきた。宇登呂の町に下りきる手前で、右に入り岩尾別をめざす。道は未舗装になったが、すぐに岩尾別川沿いにでた。 |
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岩尾別に着いたと思ったら、すぐに岩尾別YHがあった。 知床を満喫できるYHで、人気のあるYHで、自然環境も厳しいので、冬の営業はしていない。 |