東北縦断・北海道サイクリング

雲行きが怪しいが、自宅をスタート。蓮田経由で、国道4号線に入り、茨城県の古河を経由して、8:10ごろ、栃木県に入る。少々行ったところで一度パンクし、小雨の中パンク修理をする。

宇都宮で昼食。天気が良くなってきて、暑くてアイスキャンディーや自販機のジュースのお世話になりっぱなしである。

宇都宮を過ぎて、鬼怒川を渡り、氏家の手前で、国道4号線は渋滞している。止まっている車からは、排気ガスもすごく、太陽の照り返し以外に、車から発せられる熱まで受けることになりたまらない。最近の車はみな冷房が付いているので、中は涼しいだろうが、外を側はそのせいでとんでも無いことになっているのだ。

ひたすら国道4号線を北上し、黒磯駅に到着。黒磯駅は東北新幹線の駅ではないが、東北新幹線が開通したときに駅舎を建て替えたようで、駅舎の上を新幹線が通っている。待合室の隣を見ると、とても立派な入り口があり、皇室が那須の御用邸に行く際に特別に新幹線が停まるのではないかと想像できる。

冷房も効いているし、ずいぶん長い間休憩する。今日はこの黒磯駅の待合室で駅寝をしようかと思ったが、浮浪者の様な人も居て、話しかけてくるので、先へ進むことにする。

黒磯駅からは国道4号線を離れて、東北本線沿いに隣の高久駅に行ってみるが、どうも駅寝する雰囲気ではない。隣の黒田原駅に行くとこちらは比較的大きく、古い感じの駅舎なので、駅員に声をかけて、ここで駅寝することにする。

黒田原の駅前商店街で、夕食を取り、駅舎に戻ると、知的障害のあるおじさんが話しかけてきた。一方的に家族の話とかし始め、うまくしゃべることが出来ず、私の手帳に名前を書いたりするが、悪い感じではない。地元の人で、この辺では有名なのだろう。駅員さんも笑ってみている。

大学のクラブの同輩の稲本君が、すぐ隣の白河に帰省しているはずなので、駅前の公衆電話から、電話してみる。これから泊まりに来いと言うが、もう寝床は確保したので、明日会おうと言う。