東北縦断・北海道サイクリング

東北縦断・北海道サイクリング 詳細
1984年8月19日 日曜日 黄金道路を走って十勝へ入る


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走行ルート
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えりもYH →[黄金道路]→ 広尾駅幸福駅大正駅愛国駅
宿泊先
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愛国駅待合室
走行データ
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走行距離:120km
支払い
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ジュース¥100
ジュース¥100
幸福駅入場券(幸福駅で購入130円×3枚)¥390
愛国から幸福行切符(大正駅で購入)¥770
ペア切符(愛国駅で購入)¥960
夕食の材料¥188
インスタントラーメン
ソーセージ
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えりもYH 08:00発
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えりもYHの見送りは、なかなか力が入っている。車やモーターバイクが出るたびに、屋根にいる数人が、大きな旗を振って見送る。そして、サイクリストや徒歩という手段で旅をしている人には、お昼ご飯にと巨大なおにぎりを持たせてくれるのが嬉しい。

YHに見送られ、出発。昨日の風で雲が全て吹き去ったのか、とても天気がいい。百人浜を過ぎ、襟裳岬を横切る国道と合流し、黄金道路を走る。この道路は、黄金を敷き詰めて作ったのと同じぐらいに作るのにお金のかかったということだ。黄金道路は海の波が被るので危ないと聴いていたが、今日の海は静かで、路面が波で濡れているのはごく一部であった。走っていてウキウキするようなとても素晴らしい道だ。

広尾駅 11:00着 黄金道路経由
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黄金道路を過ぎて、広尾の町に近くなり、フンベの滝が見えてきた。天候がいい上に日影の無い海岸線を走るため滝の飛沫が素晴らしい涼を与えてくれた。

広尾線の終点の駅である広尾駅の待合室でえりも岬YHでもらった特大おにぎりをたべる。

幸福駅 16:30着
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無人駅の幸福駅に到着。かなり昔に、2つ隣の愛国駅からこの幸福駅行きの切符がブームになったことがある。もう10年ぐらい前の話だが、まだ観光地として訪れる人も多いようで、小さなほったて小屋の駅舎の中の壁には期限切れの定期券や切符が所狭しと貼られている。切符の代行販売をしている土産屋は数人の観光客で賑わっている。

大正駅 17:10着
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愛国駅と幸福駅の間にある駅が、大正駅だ。この辺にある駅の中では比較的大きな駅だ。駅舎内で記念のスタンプを押していると、間もなく発車する列車の車掌さんが「早く乗れ!」と叫ぶ。列車で来たのではないよという意味で、手を顔の前で横に振る。

ホームに入り込み、駅の看板前で写真を撮る。右は「あいこく」左は「こうふく」という、標準的な表示であるが、両駅名が明記されているのは、昔流行った切符を買う以外にはこの表記ぐらいだろう。

愛国駅 17:40着
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愛国駅に到着し、ここで駅寝をすることに決める。駅前で、固形燃料に火を付け、ストックしていた焼鳥の缶詰を温め、近くの食料品店で購入したインスタントラーメンを作って、ソーセージ入れて食べる。

無人になった駅の待合室のベンチで寝る。中途半端に暑く、蝿や蚊に悩まされてほとんど眠れない。モーターサイクリストの人は、駅舎内ではなく、あえて駅の前で寝袋に入って泊まっていたが、彼らの選択は正しいようだ。

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