カリフォルニアサイクリング

カリフォルニアサイクリング 詳細
2002年5月13日 月曜日 厳しいセキュリティーチェックを経て米国入り


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走行ルート
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自宅Kさん宅Belize Philip S.W. Goldson国際空港Dallas-Fort Worth国際空港San Francisco空港San Francisco, City Center YH
天候
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晴れ
宿泊先
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Hostelling International San Francisco, City Center
走行データ
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最高時速:13.7km/s
積算距離:1700.9km
走行距離:.31km
走行時間:0時間03分54秒
平均時速:4.7km/s
支払い
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Belmopan⇒Belize国際空港間タクシー運賃(割り勘)US$40.00
Belize国出国税BZ$2.50
Belize国際空港内のレストランにて昼食(ライスアンドビーンズ他割り勘)BZ$20.00
San Francisco⇒City Center YH間タクシー運賃(チップ$4含む)US$35.00
San Francisco, City Center YH宿泊料金(4泊分)US$88.00
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自宅 10:57発
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こんな装備で自宅を出発s5tr
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こんな装備で自宅を出発

午後3時台の飛行機に乗るために、午前中適当なバスでベリーズシティーまで行き、天気が悪くなければ、そこから空港まで自走するのも悪くないかと思いながら、部屋の片づけをしていると、ボランティア仲間のWさんと、語学学校に通うKさんが朝9ごろ我が家に来る。

Kさんは今日、日本に帰るためにベリーズを出るのだが、偶然にもダラスまでは私と同じ飛行機である。彼女はベリーズドルが余っていることもあって、タクシーで空港まで行くというので、一緒に行かないかというお誘いだ。そういう話ならと、ご一緒させてもらうことになった。

11時前に出かける準備をしていると、同じく語学学校に通うMさんが見送りに来てくれた。Kさんと一緒にタクシーで空港まで行くというと、一緒に空港まで見送りに来てくれるという。家の前で写真を撮ってもらって、いっしょにすぐ近所のKさんの家に向かう。

Kさん宅 11:00着 11:05発
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Kさんの下宿先には、同じ語学学校に通う学生が住んでいるが、何人かが見送りに来ていた。予約してあるタクシーの運転手もすぐ近所の人で、もう迎えに来ている。荷物を積み込んで、3人が後ろの席に座って、出発。語学学校の学生に見送られて、タクシーはベルモパンを後にした。

Belize Philip S.W. Goldson国際空港 12:23着 15:40発
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Belize Philip S.W. Goldson国際空港で出国税を支払うs5tr
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Belize Philip S.W. Goldson国際空港で出国税を支払う
ベリーズ料理のライスアンドビーンズも当分食べられなくなるs5tr
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ベリーズ料理のライスアンドビーンズも当分食べられなくなる
私の乗るAmerican Airline機が到着s5tr
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私の乗るAmerican Airline機が到着
ぞろぞろと搭乗開始s5tr
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ぞろぞろと搭乗開始

ベリーズ最大の都市、ベリーズシティーを経由して、隣村のレディービルにある国際空港に到着。Kさんが、ベリーズドルで$160をタクシー運転手に支払ったので、その半分にあたる、US$40をKさんに渡して割り勘にする。米ドルなら、いくらでも使い道があるので、彼女も喜んで受け取ってくれたようだ。当初の予定だった、バスでベリーズシティーまで来て、そこからタクシーを使うことを考えると、大きな荷物を抱えての乗り換えも無く快適である。

この国際空港に来るのは、ベリーズに赴任してきた1年前以来だ。その時、到着ロビーは何もなくて驚いた印象があるが、出発ロビーは各航空会社のカウンター,土産店やレストランもあり、規模はともかく、まさに国際空港だ。チェックインを済ませ、出国税を払った後、レストランで、3人でベリーズ料理のライスアンドビーンズの食事をした後、まだまだ時間があるので、展望台から飛行機など眺めて過ごす。

時間になり、出国ロビーに向かう。セキュリティーチェックは靴まで脱がされた。去年の米国のテロ以来、米国内ではこのようにするらしいが、米国へ向かう便が多いベリーズでも当然そうなるわけだ。Mさんにお別れをして出国ロビーへ。Kさんの土産購入につきあい、いくつかの店を見て回るが、さすが一番お金を落としてくれる航空機利用の観光客が利用するだけあって、立派な土産店と商品が並んでいた。

時間になり、搭乗開始。なぜかロビーの出口でチェックがあり、人によっては手荷物の再チェックを受けている。我々はすんなりと飛行機のタラップに向かう。Mさんが展望台から大きく両手を振っているのが見える。こちらも手を振り返す。

離陸した飛行機は、ベリーズの南のエリアを通って、ユカタン半島を横切り、メキシコ湾をほぼ真北にテキサス州に向かう。1年前、ヒューストンからベリーズに来たルートとは、ほぼ一緒で、見覚えのある景色だ。今回は、ベリーズの地理を理解していることもあり、いくつかの町が上空から見てわかる。

Dallas-Fort Worth国際空港 19:50着 20:38発
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うとうとしている内に、4時間ほどで、ダラス・フォートワース空港に到着。こちらの時間では午後8時だが、まだまだ明るい。

早速米国への入国審査に並ぶ。係員の女性が列を回って、必要な書類を持っているかチェックしている。何かわからないことが有れば聞くことが出来るし、こういう事前チェックは並んでいて安心だ。いざ、自分の番になってあたふたしなくても良い。

外国人の列に並んでいたが、他の列が空いたので、そちらへ誘導される。米ドルをいくら持っているかと聞かれて、$60しかもってないと言い、TCやクレジットカードを使うと答える。観光を装って入国する不法労働者に対するチェックかもしれないが、現金を持ち歩かないこのご時世、あまり意味がない。

無事入国審査を終え、Kさんとは、ここでお別れ。彼女は成田への乗り継ぎ便の関係で、ここダラスに2泊するとのこと。私はサインに従い、国内線へのターミナルに向かう。私の荷物は、荷物受取所で、有るのをチェックしただけで、そのままスルーして、最終目的地のサン・フランシスコ空港に向かうようだ。

そして、国内線ターミナルに入る前にセキュリティーチェック。いつもの通り、いろいろ入ったベストを脱いで、機械に入れる。脱いだ靴も。パソコンはカバンから出して、別の皿に載せて、機械に入れる。引っかかったのは、ベスト。まあいつものことだと思い、検査官は、ポケットを一つ一つ開けていって、一眼レフカメラの入っているポケットには、なにやら布きれを突っ込んで、埃のようなサンプルを取り、検査機にかけている。これは、銃などの硝煙反応でもチェックしているのだろう。

検査官が、何個か目に空けたポケットで、鍵束に付いている小さなアーミーナイフを見つけてつまみ上げて、勝ち誇ったように何か周囲に言っている。どうもこれは機内持ち込み不可らしい。いままであちこちの空港で何度と無くチェクを受け、実際に検査官に見てもらったことも何度もあるが、一番小さいナイフなので、とがめられたことはない。まあ、テロ攻撃の後で、チェックが厳しいのも予想していたし、それほどびっくりしたことではないが、時間が無いので没収扱いになってしまったのは少々残念だ。

なお、この鍵束を見つけた時点で、チェックが完了してしまい、他のポケットは見ずに終わりだ。このナイフだけを探していたとは思えないので、他に問題がある物が有ったららどうするのだろう。なんともお粗末なチェックだ。

ちょっとガックリしながら、サン・フランシスコ行きの飛行機の待つターミナルへ移動する。ダラス・フォートワースのターミナルはどれも半円型をしていて、それに沿って廊下をずっと歩いてゆくことになる。搭乗口の番号があまりにも違うので、もしかしたら、反対側から回ることが出来ればそれの方が早いのかと思い、途中のAA社カウンターで搭乗券を見せて、歩く方向を確認する。係員は念のため便をコンピューターで確認してくれた。方向は合っていたようだ。程なく、指定された搭乗口に到着すると、すでに搭乗は開始されていた。しかし、まだ多くの人が並んでいるのでトイレで用を足してから搭乗する。

ダラス・フォートワースの空港は、滑走路とターミナルがかなり離れていて、それなりの距離をずっと飛行機はバスのように移動する。かなりの発着数があるようで、ずっと先の滑走路の方まで何機もの飛行機が列をなして陸上を移動している。たまに発着があるようなベリーズの国際空港と比べてはいけないが、まるで飛行機渋滞だ。

やっと自分の飛行機の番が来て、離陸。搭乗開始から、離陸まではずいぶん時間がかかったようだ。

San Francisco空港 22:46着 23:09発
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離陸した直後は明るい空だったが、次第に暗くなり、窓からの景色は、時折見える町の夜景に代わった。サン・フランシスコ空港に到着する時間が近づき、飛行機は高度を落としてきて、ベイエリアの町のものと思える夜景が沢山目に飛び込んできた。とても美しい。

夜でもあり、飛行機がサン・フランシスコの空港へ侵入する角度が不明のため、どっちの方向に飛んでいるのか、方角がつかめない。窓からの夜景を見ながら、地図上で見覚えのある海岸線だと思いつつ、かなり予習をしたベイエリアの地形とうまく対比できないうちに、あれよあれよと言う間に着陸完了。

飛行機を降りて出口に向かう。階段を下りて、荷物の受取所のフロアーに降りたところで、ATMが目に入ったので、早速Citibankのカードで試してみる。あっけなく$300の現金を入手することが出来、ほっとする。

荷物のコンベアではかなり待たされ、やっと荷物2つを確保。さて、予約してあるYHに向かうのは、このでは時間タクシーしか選択肢はないないのだろうと、荷物の受取所のすぐ外の車止めに出るといきなり寒い。半袖シャツではいられない外気温だ。

タクシー乗り場を見つけたので、荷物を持って、移動。数人が待っていたが、どんどんタクシーが来るので、すぐ乗り込むことが出来た。乗り込んだタクシーは、一見、アウトドア用の形をした車で、ドライバーが後ろから荷物を入れてくれた。YHの住所の書いた紙を見せて、タクシーは出発。サン・フランシスコのダウンタウンを目指して、高速道路を快適に走る。

San Francisco, City Center YH 23:35着
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タクシーは、予想に反していくつかの山の脇を走り、サン・フランシスコの中心部に近づいてきた。ときおり高架から見えるサン・フランシスコの夜景やベイブリッジを見ながら、高速道路を降りて、ダウンタウンに入る。もう一度番地を確認してから、すぐにYHの明かりのある建物の脇に到着した。

$31ほどの運賃メーターに、慣れない計算をして、チップを$4ほど足して、合計$35を支払い、領収書をもらう。

運転手がタクシーから下ろしてくれた荷物を担いで、YHに入ろうとすると、鍵が閉まっていて、すぐにスタッフの人が開けてくれた。24時間オープンであっても、遅い時間になると、治安上、入館者の顔を見てから開けるようになっているのはどのYHでも同じだ。

受付にて、名前を告げるとコンピューターで4泊の予約を確認してくれた。宿泊費を現金で支払い、カードキーを作ってもらう。宿泊期限がマーカーで大きく書かれた印刷物は、入館時に常に見せねばならない。もちろん部外者を入れないためだ。

自転車を持ち、ザックを担いで2階の一番奥の部屋に入る。かなり遅いので、他の宿泊者に迷惑にならないように恐る恐るカードキーを使ってドアを開けて入ると誰もいない。荷物はあるので、みなまだ出かけているようだ。都会のYHにありがちな状況である。

部屋には2段ベッドが2つあり、とても狭いが、部屋の中にあるバスルームにはバスタブやヘアドライヤーもあり、とてもきれいだ。このYHは、元々ホテルだった部屋に2段ベッドを入れて、YHとして運用しているようだ。バスタオルも付いているし、シーツも2日毎に変えてくれる、今まで他のYHでは体験したことのない豪華さだ。他の泊まり客がまだ帰ってきていないこと良いことに、早速、風呂に浸かり移動の疲れを癒して寝る。

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