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キャンプ場から少し行ったところにそこそこの大きさのスーパーマーケットがあった。こんな程度の大きさの町でもこれだけの商品が消費がされるのかと思うと不思議だ。とりあえず昼飯になるようなモノで簡単に食べられるようにと、バナナやパンを買い込む。それにしても何やらわけの解るモノ解らないモノを沢山売っており、スーパーマーケットは見ていて飽きない。 |
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昨日うろうろしたアッシュバートンの中心部を通り抜けてどんどん先に進む。 |
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ずうっとまっすぐな道沿いに羊の牧場があり、合間に防風林が現れるだけの単調な景色。自動車もたまにしか通らないのでさすがに飽きてきた。のんびり草をはんでいる沿道の羊は私がそばを通ると一瞬凍り付いた後、ぴっくっと反応して一斉に逃げる。なにが起こったのか解るはずのない遠くにいる羊たちも揃って逃げる。慣れているからか、自動車が通っても何の反応もしないくせに。 |
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道ばたの柵に自転車をたてかけて休憩していると、大きなクラクションを鳴らして車が近づいてきた。うるさいなと思いながら通り過ぎる車を見ると、その車は道のまん中を走っていいて、なんと荷台には道幅ほどの家が乗っている。日本と違い、ニュージーランドでは荷台に家を乗せたキャンピングカーが多く走っているのを見るが、普通の家を運んでいるのには度肝を抜かれ、トレーラーが見えなくなるまで後ろからきょとんと見つめてしまった。 |
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だんだん雲が多くなってきて、ついに水滴が天から落ちてきた。我慢して走っているとティマルの町に到着。雨宿りもかねて、ケンタッキーフライドチキンの店に入る。店の様子が分かっているので、ついつい利用してしまう。 |
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住宅地の中をうろうろして、やっとティマルYHを発見。まったく普通の住宅のようだ。中にはいるとちょっと薄暗く、今日の泊まり客はみな私より年上の人たちのようだ。自転車を置きに建物の裏に回ると、フレームパイプがとても太いアルミ製のフレームのスポーツ車があった。アルミパイプでスポーツ車を作るとこんな感じになるのかとまじまじと観察してしまった。. かなり強く降ったと思った雨も、すぐにやんで強い日差しが差し込む様になった。外に出ると近所の家々の洗濯物は取り込まずにびしょ濡れ状態であったが、いずれ日が出て乾くまで干しておけばいいやといった考えなのだろう。 泊まり客の中に日本人の女の子がいた。彼女は語学研修でオークランドの学校に通っていて、研修後に旅行で国内をまわっているそうだ。明日行く予定のレイク・テカポYHのワーデンと知り合いらしく、明日は所用でこのYHに立ち寄るそのワーデンと一緒にレイク・テカポに行くそうだ。 |