ニュージーランドサイクリング

ニュージーランドサイクリング 詳細
1986年3月6日 木曜日 初めての外国フランス領ニューカレドニアに降り立つ


| ←前日 | 写真1 2 3 4 | 詳細1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 | 日程 | トップ | 翌日→ |
.
.
走行ルート
s5tr
s5bls5br
Noumea空港Noumea市内Noumea空港Auckland空港Caulton Lodge Motel
天候
s5tr
s5bls5br
はれ一時雨
宿泊先
s5tr
s5bls5br
Caulton Lodge Motel
走行データ
s5tr
s5bls5br
走行距離:0km
支払い
s5tr
s5bls5br
市内観光
オレンジジュース
市内バス
民俗博物館
絵はがき
切手
.
.
Noumea空港 07:45着 10:00発
s5tr
s5bls5br

寝苦しい夜が終わり、さわやかな朝である。機内での朝食後、同じフリーツアーの面々と挨拶し名前を名乗り合う。やっと緊張がほぐれてきて和気あいあいとしてきた。

ヌーメア空港に着いた。タラップを降りようと飛行機のドアを通り抜けるといきなり蒸し暑い空気。まるでサウナ風呂である。乾燥しきった冬の日本から空調の利いた飛行機で移動し、いきなり亜熱帯地方であるから無理もない。予期していなかった始めての外国である。

とりあえず成田で聞いている通りにフランスへ入国。カーキ色の半ズボンをはいた係官は白人で現地の人とは見るからに違って役人的であった。とにかく見る物やる事全てが初体験で緊張伸しっぱなしでおろおろ状態である。

空港の外に出ると日本語の達者なおばさんが「ちゃんとニュージーランド行きの飛行機に間に合うようにつれて帰ってくるよ」と日本人観光客相手に話している。ヌーメア市内への往復送迎ミニツアーの呼び込みである。ここのトランジットで9時間も待たされるので、みな揃って参加することにする。

マイクロバスのような10人ほど乗れる車で走って行くとヌーメア市内へは 50kmという標識が出ていた。よくみるとkmではなくマイルであるので、80kmの距離があることになる。車は空いたハイウェイをとばして走る。

Noumea市内 11:00着 16:00発
s5tr
s5bls5br
New Caledoniaの首都Noumea市内を一望s5tr
s5bls5br
New Caledoniaの首都Noumea市内を一望
季節はずれのビーチs5tr
s5bls5br
季節はずれのビーチ

ヌーメア市内に着くと、まず市内を見おろせるちょっとした高台にある展望ポイントにつれて行かれ、一通りの説明を受けた後、市内の中心部の公園の一角に降ろされる。この場所に16時に再び集合すること、というしつこいほどの注意を受けた後は自由行動になる。

とにかく全くの予備知識のない場所に来てしまった。市場の中でジュースを買おうと思い「オレンジジュース」と言っても通じない。ここはしっかりフランス語圏である。

同行の面々は前もって調べてきたのか、少しは観光ポイントを把握しているらしく、とりあえずビーチに行こうと市内のバスに乗り込んだ。

季節になると日本のリゾート客でにぎわうビーチにも雨期の今は人の気配がない。レストランで飲み物を飲んだ後、市内に戻り民俗博物館を見学したり、郵便局に寄って記念に絵はがきを送ったりと過ごす。

来るときにバスから降りた公園の一角で再びバスに乗り込み、またまたハイウェイを通り空港に戻る。

Noumea空港 17:00着 19:10発
s5tr
s5bls5br

出国審査を行い、豪華なソファーのあるトランジットルームで休憩。みんな慣れない気候に疲れているようだ。ここなら涼しい。

外はどっぷりと日が暮れ、やっと飛行機に乗り込む時間になった。今度こそニュージーランドに向かうことができるのである。

Auckland空港 22:40着
s5tr
s5bls5br

オークランド空港に到着すると、飛行機の中に係員が入ってきて、殺虫スプレーを噴霧している。話には聞いていたが、これがニュージーランドの農業に影響のある虫などを入国させないための手段だ。

再び緊張の入国審査を済ませ、ラッゲッジルームで自転車を拾って税関へ。殺虫スプレー同様、土が付いたものは厳しくチェックされ、泥を落とされるという話しであったが、自転車のパックの中をちょっと覗いただけで問題なく通過。

とりあえず空港内の両替所でNZ$に両替する。話しに聞いている通り、業務委託している地元の旅行業者の出迎えが来ていた。必要な書類をリーダーの佐野君から手渡されるとメンバーの確認が始まったが、私の名前が前もって通知されていなかったらしく、いろいろ聞かれた。このフリーツアーへの申込が締め切りぎりぎりだったため連絡が届いていなかったのだろうか。

Caulton Lodge Motel 24:00着
s5tr
s5bls5br

バスは暗闇の中を走り、モーテルに着いた。ちょっとしたミーティングの後、早速部屋に入り、荷物をほどく暇もなく横たわる。とにかくみんな疲れているのだ。

.
| ←前日 | 写真1 2 3 4 | 詳細1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 | 日程 | トップ | 翌日→ |

©1986 - 2006 YOSHIDA, man