ノルウェーサイクリング

ノルウェーサイクリング 詳細
1991年9月15日 日曜日 皮肉にも好天のオスロ観光の一日


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走行ルート
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Oslo Haraldsheim YHコンチキ号博物館ヴァイキング船博物館ノルウェー民族博物館フログネル公園Oslo Haraldsheim YH
天候
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晴れ
宿泊先
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Oslo Haraldsheim YH
走行データ
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走行距離:0km
支払い
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ペプシコーラNOK10.00
昼食NOK51.00
中華レストランチャイナタウンにて夕食NOK338.00
ジュースNOK10.00
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Oslo Haraldsheim YH 09:10発
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翌日は晴れたOsloの町s5tr
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翌日は晴れたOsloの町

今日は昨日と違い快晴だ。朝食を済ませて出かけようとしていると、ヴォスのYHで同室だったスペイン人の二人に声を掛けられた。また会いましたねと、お互い不慣れな英語で再会に驚きの声をあげた。

今日は丸1日、のんびりオスロ市内の観光だ。天気がいいので、まず屋外の展示が多い民族博物館など、博物館が集まる博物館地区ビィクドイにバスで向かうことにする。

コンチキ号博物館 10:30着
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冒険家ハイエダールのラーII世号s5tr
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冒険家ハイエダールのラーII世号
アムンゼンのフラム号s5tr
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アムンゼンのフラム号

国立劇場から乗ったバスを博物館地区のほぼ中心部で降り、閑静な住宅地の中を船の博物館が集まった海岸線に面した地区に歩いてゆく。

文化的ルーツを探るための航海に使われたいかだ船コンチキ号等を展示してある博物館や、アムンゼンなどにより世界で初めて北極と南極に行った船フラム号を覆うように立てられた博物館などを見た後、さっきバスを降りた付近にあるヴァイキング船博物館へ向かう。

ヴァイキング船博物館 14:00着
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発掘された古代バイキング船s5tr
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発掘された古代バイキング船

オスロ湾で発掘されたヴァイキング船を数隻展示してあるだけのシンプルな博物館である。女王の墓として一緒に埋葬されていたと言うオーセバルク船を始め、どの船も美しい流線型をしている。先ほど訪れた船の展示館に比べ美術館のような感覚を覚えた。

ノルウェー民族博物館 15:35着
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民族博物館にある木造の教会s5tr
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民族博物館にある木造の教会

ヴァイキング船博物館から少し歩いて、ノルウェー民族博物館に到着。一番見応えのある博物館で、今日は天気もよく日曜日とあって見学者が多い。

広い博物館の敷地内には170以上の建物があり、田舎の環境や、オスロの古い町の再現をしてある地区、ノルウェー北方の少数民族の生活様式を展示してある建物など真面目に見ていると1日では足りない程の展示量だ。

フログネル公園 17:30着 18:30発
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フログネル公園のモノリッテンs5tr
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フログネル公園のモノリッテン
人気の通称アングリーボーイs5tr
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人気の通称アングリーボーイ

市内に戻ってトラムに乗り換え、ノルウェー出身の彫刻家グスタヴ・ヴィーゲランが一生かかって作った屋外彫刻がたくさん展示してあるフログネル公園を見学する。非常に大きい公園で行けども行けどもいろいろなスタイルの彫刻が通りに面してきれいに並んでいる。公園のシンボルであるモノリッテンと呼ばれる17mの高さの塔の周りにはたくさんの人々が短い夏の最後を楽しむかのように座っていた。

来たときのルートをそのまま戻らず、あえて違う方向に向かうトラムの乗ってオスロの中心部に戻る。これでぐるっとオスロ郊外を回ったことになる。

レストランチャイナタウン 20:00着
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世界の大都市にはたいていあるチャイナタウン(中国人街)であるが、オスロにはチャイナタウンと言う名の中華料理店のチェーン店が数店ある。決して安い店ではないが、ノルウェー最後の夕食なのでちょっと贅沢をしてみる。。

店内では、何故か日本語の演歌が流れている。メニューを見て適当に注文して待っていると、他の客のように箸を出してくれるのかと思っていたら、自分だけなぜかフォークとスプーンだ。サブちゃんや都はるみを聞きながらビールと中華料理で腹いっぱいになる。

Oslo Haraldsheim YH 22:00着
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店の外に出ると、シンセン行きのトラムが駅に着くところだった。苦しい腹を抱え駅に向かって駆けつけると、一度閉めたドアを開けてくれた。この時間になるとだんだんトラムの本数が少なくなるのでラッキーであった。

YHに戻りロビーでくつろいでいると隣のテーブルで一生懸命地図見ながら他の人にルートの相談をしている東洋人がいた。話しの合間に声をかけると、日本人モーターサイクリストであった。

待っていましたとばかり、ねほりはほりノルウェーの情報を尋ねてくる。知っている限りの道路情報や、今からでは閉まった施設が多いことなど、快く情報提供する。

彼は日本から送った自前のモーターバイクでオーストラリアから走り始め、インドに渡ってからユーラシア大陸をずっと走って北欧まで来てしまったと言う。彼はもう日本を出て長いので、明日日本に帰る私を半分羨ましがったが、逆に半年かけて地球半周もツーリング出来る彼を羨ましく思った。

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