フィッシュマーケット付近から海沿いにあり、歴史的に古い町並みのブリッケン通りに関する資料が展示されているブリッケン博物館着を見学することにする。
地下1階には発掘されたブリッケン通りの一部がそのまま展示してある。日本語の案内によると、この博物館自身を発掘現場の上に立てたようだ。館内のカフェでコーヒーとアップルパイを食べて小休止する。
ベルゲンは雨のとても多いところで、町のシンボルが傘である。雨が多いと言っても、日本のように湿度が高いことはなく、決してじめじめした感じがしない。とは言ってもいままでの行程で天候が悪く寒い思いをしたし、これからの天候も期待できないので、日本でも有名なシーライフウエアーのブランドであるヘリーハンセンのパーカーを土産を兼ねて購入することにした。ブリッケン通りにあるスポーツ用品店に入り物色していると、女店員がよってきて、日本への土産に人気ですよとヘリーハンセンを勧める。赤系統と青系統の2色しかないパーカーの自分に合ったサイズを出してもらうと、なんとXLサイズが膝まであり、ぶかぶかだ。とんでもないのでLサイズを出してもらうとそれでも袖から指が出ない。しかし、冬に厚着をした上にこれを着るのでこれでよいのだと言う店員の言葉に納得し購入した。価格はNOK948(2万円弱)だが免税品として購入したので、帰りのオスロ空港で手続きをすれば税金(約20%)が返ってくる。
再び、フィッシュマーケットに戻り、昼食を取るべくうろうろしていると、どこかで見たようなアベックがいた。ステファンとアネットだ!!。彼らはベルゲンに戻っている頃なのでもしかしたら合えるかも知れないと思っていた。声を掛けると、驚いたのは彼らの方で、こんなに早くベルゲン着いた私を見てびっくりしていた。事情を話し、また夕食を一緒にとることにして別れた。