スイスサイクリング

スイスサイクリング 詳細
1989年8月30日 水曜日 マッターホルンの町ツェルマットに向かう


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走行ルート
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Oberwald ZimmerBringVispZermatt
天候
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快晴
宿泊先
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Slalome Hotel
支払い
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Zimmer宿泊費SF50.00
5万分の1地形図(2枚)SF20.00
昼食(カルボナーラ,コーラ)SF12.40
COOP(ジュース2個)
ピザハウス
ピザ
サラダ
コーラ
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Oberwald Zimmer 10:00発
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快晴のOberwaldの朝s5tr
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快晴のOberwaldの朝
宿泊したOberwaldのZimmer(民宿)s5tr
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宿泊したOberwaldのZimmer(民宿)

朝起きると雲一つない最高の天気で、向かいの建物の裏の牧草地を牛がカウベルを鳴らして歩いている。ヴァリスの谷の下流方向にくっきる見えるアルプス最高峰モンブランを窓越しに見ながら朝食をとる。

チェックアウトし自転車に荷物をつけ、走り出す。本当にのんびりした町だ。日差しのわりにはまだ肌寒い中をひたすら下る。

Bring 12:00着
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谷をローヌ川沿いに下っていく。急に標高差が大きいところを下るとユングフラウヨッホから見えたアレッチ氷河観光の拠点の町フィーシュに着く。ここからロープーウェイでエッギスホルンに登り氷河を眺めるわけだが、今日はツェルマットまで行く予定なので、断念する。

ブリークの町は大きい。このあたりまで下ると田舎のイメージはなく、中規模の町が川沿いに連なっているといった感じ。

Visp 12:45着 13:35発
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Vispの町で昼食s5tr
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Vispの町で昼食

ビスプの町で強い日差しの中、屋外レストランでカルボナーラとコークで昼食とする。

ビスプの町からは谷筋の道を左に折れ、ツェルマットに向かう。イタリアとの国境のヴァリスアルプス方向に、真南に向かって走るため日ざしが眩しい。帽子を持っていなかったのを悔やみつつ走っているとだんだん気持ちが悪くなってきた。日射病のようだ。昨日は雪の中、今日はこんなよい天気では体がおかしくなってしまうのも無理ない。

ボトルの水も飲み過ぎ底を着いてきた。もう限界だ。次の町で帽子を買って休憩しようと思って走り続ける。途中の民家で水をもらってゆっくり走っているうち谷が深くなり日が隠れ、楽になってきた。予定よりだいぶ時間が過ぎた。暗くなるまでにツェルマットに着き、マッターホルンを拝めるだろうか。

Zermatt 17:50着
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Zermattへの緩やかなアプローチs5tr
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Zermattへの緩やかなアプローチ
Matterhornの見えるZermattの町s5tr
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Matterhornの見えるZermattの町

谷がひらけてティーシュの町に着いた。ここからツェルマットまでは一般の自動車は入れない。このため自家用車で来た観光客はここで車を駐車場に止めて鉄道に乗り換えなければならない。町のほうぼうに駐車場があり、日本でも見かけない台数の自家用車や観光バスがずらーっと駐車されている。

一般自動車進入禁止と思われる標識をくぐり、ゆうゆうとツェルマットに向かう。なかなか痛快である。自動車が1台しか通れないような細い谷間の道を登っていくと、夢にまで見たあのマッターホルンの先っぽの傾いた部分が姿を表した。でっ...でかい。こんなにまじかに見えるのか。うーん...。

ツェルマットの駅前は、電気自動車が走り回り、馬車がつながれていて、地元の人はマウンテンバイクで走り回っている。排気ガスのない空気のきれいな町だが、馬糞が気になる。インフォメーションらしき物が見当たらないのであてずっぽうにYHを探しはじめる。やっと見つけたのに満員で泊まれない。山男の団体が泊まっているようで大きな荷物を背負って帰ってくる。仕方がないのでサロモンと言うスポーツ用品店も経営しているホテルに泊まる。

イタリアピザの店で食事をとり、ぶらぶらまちなかをウインドウショッピングをする。この町は汚い格好をした山男から、サイクリスト、スキーヤー、着飾った金持ちなど、さまざまな人種が世界中から山を楽しむために集まってきてとてもにぎやかである。

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