過去2回の海外サイクリング出発の時は友達に車で送ってもらったのでバスで成田に来るのは今回が初めてである。
検問所で全員手荷物と供ともに降りチェックを受ける。サイドバックを指差されてこれは何が入っているのですかと事務的に、且つかなり軽く聞くので、衣類などですと答える。
チェックインまでかなり暇なので、食堂で軽食をとり、本屋で飛行機の中で読む単行本を買いあさる。東京海上の旅行者用保険に加入する。レンタカーは乗らないし自転車に乗ることは危険なスポーツにも該当しないので一番安いランクである。
地球の歩き方の看板が出たSASのカウンターの近くで依託されたであろうどこかの会社の男性係員が来てパスポートを集め、航空券とともに返してくれる。その後、20人ほどいる人達はユーレイルパスなどのオプショナルツアーを受け取っている。係員の「もらっていない人いますか」という言葉に「もらってないですが、頼んでいないので...」と答えた。やっぱり何もたのまないのは私ぐらなんだろうか。
ツアーと言っても私の場合お世話になったのは航空券だけなので、リコンファーム(搭乗の再確認)以外はチェックインも個人で行なう必要がある。SAS の日本人係員のいるカウンターに並んでいたら外人女性の係員のカウンターが空いたので、彼女の手招きにしたがい真っ先に並んだ。重量オーバーの心配していた預け荷物の自転車も、壊れ物シールをちゃんと貼ってもらって無事通過。(うまくはかりに乗らないため14kgの表示にほっとする。)
出国手続きを澄ませて日本国外へ。ぶらぶら免税店をのぞいても香水や酒タバコ高級装飾品の類のみで、おもしろくない。さっさと手荷物チェックの後サテライトへ行く直行する。
サテライトで30分程待たされてやっと搭乗開始。皆が我先にと乗り込むのをよそに、一番最後に乗り込む。席は区画の一番後ろの通路側であった。
さすが女性に人気のあるSASである。座席構成が2-3-2でゆったりとしている。昔乗ったUTAフランスは同じDC-10だったけど確か2-5-2だったと思う。(帰りに気がついたのだがこの席は実は予約の関係かビジネスクラス用の席をエコノミーにして使っている席であった。)