キューバ・サイクリング

キューバ・サイクリング 詳細
2003年4月2日 水曜日 ベリーズからサン・サルバドル経由でメキシコ・シティーへ


| ←前日 | 写真1 2 3 4 5 6 7 8 9 | 詳細1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 | 日程 | トップ | 翌日→ |
.
.
走行ルート
s5tr
s5bls5br
ボランティア事務所Belize Philip S.W. Goldson国際空港 San Salvador空港 Mexico City国際空港Mansion Havre Hostel
天候
s5tr
s5bls5br
くもりのち晴れ
宿泊先
s5tr
s5bls5br
Mansion Havre Hostel
走行データ
s5tr
s5bls5br
最高時速:0km/s
積算距離:4263.3km
走行距離:0km
走行時間:0時間00分00秒
平均時速:0km/s
支払い
s5tr
s5bls5br
出国税BZ$2.50
Taxi Ticket(Mexico City空港 ⇒ Zona Rosa)N$27.00
Mansion Havre Hostel宿泊費US$10.00
.
.
ボランティア事務所 15:31発
s5tr
s5bls5br
事務所にて見送りに来てくれた人達とs5tr
s5bls5br
事務所にて見送りに来てくれた人達と
大変世話になった同僚のJoseと私s5tr
s5bls5br
大変世話になった同僚のJoseと私
昼食は事務所近くのEl Salvador料理店でs5tr
s5bls5br
昼食は事務所近くのEl Salvador料理店で
荷物はデイパックとこれだけs5tr
s5bls5br
荷物はデイパックとこれだけ

朝、ゆっくり起きて、Bromptonのメンテナンスを開始する。実は、昨日になって、スポークが数本折れているのを発見したのだ。幸いにも、以前にも何本か折れて、サイズの合ったスポークを日本で懇意にして貰っている自転車店から送ってもらったので、予備があるのだ。折れたスポークを排除するのにニップルが回らず苦心した物もあったが、タイヤを外すこともなく、完全に修復完了である。

昼食は、ボランティア調整員のM氏と、近所のエル・サルバドルのレストランへ行く。ベリーズに赴任した当初、この店に一人でお弁当を買いに来て、お店の人が英語が出来ず、私も挨拶程度のスペイン語もできず、困っていたところに、事務所と同じ建物に勤務している女性が、通訳してくれて助かったことがあった。当然のように中国人に間違われたことや、当然のように英語とスペイン語を話すベリーズ人と接触して感心したのを良く覚えている。その時とはお店のオーナーも変わったようだが、豚肉を揚げたようなものと、ベジタブルライスのような物がとても美味しかった。

同僚のホセが、ボランティア仲間のM氏とOさんを愛車のHONDAに乗せて、見送りのためにボランティア事務所に到着した。そのM氏パソコンが不調で、ちょっと前から立ち上がらなくなっていて、原因ははっきりしている物の、仮にも立ち上げられないので対応が出来ない。結局、最後に立ち上げることの出来るツールを用意したが、試せないまま、同僚のホセにもサポートをお願いするに留まる。

Belize Philip S.W. Goldson国際空港 15:50着 17:00発
s5tr
s5bls5br
旅に必要な物以外は日本に郵送したs5tr
s5bls5br
旅に必要な物以外は日本に郵送した
TACA航空機に乗ってSan Salvadorへs5tr
s5bls5br
TACA航空機に乗ってSan Salvadorへ

事務所のベランダで写真を撮った後、事務所の車に5人全員が乗り込んで、国際空港に向かう。国際空港は、最近、日本に戻る人の見送りと、新しく赴任する人を迎えに何度か来ているので、途中のルートは車で走り慣れた道だ。

20分ほどでベリーズ国際空港に到着して、早速カウンターにてチェックイン。飛行機が来て搭乗開始まで、例によって、2階のレストランで、軽食をとる。

タカ航空機は、米国のヒューストンを出て、ベリーズ国際空港を経由して、サン・サルバドルに行くのだが、到着してから、すぐに搭乗できるわけではないので、のんびりしてから、そろそろ時間なので、出国ゲート近くで、みんなとお別れをする。そうこうしているうちに、名前を呼び出されてしまったので、急いで出国手続きをして、手荷物をチェックして貰い、飛行機に乗り込む。出発時間を考えると、ずいぶん早い。

ベリーズ国際空港を飛び立った飛行機の窓からベリーズを眺める。相変わらず、ひたすら森が続くばかりで、目印になる物は少ないが、時折横切る道路などが見え、飛行ルートが理解できる。

San Salvador空港 18:00着 19:25発
s5tr
s5bls5br
San Salvadorへ向かうTacaの機内食s5tr
s5bls5br
San Salvadorへ向かうTacaの機内食

機内で、ヘンリー氏から貰った封筒を開く。お別れのメッセージと、サッカーの審判が使うバッジが入っていてびっくり。これは、サッカーの国際機関であるFIFAが認定した審判が使用するバッジで、とても貴重な物だ。ヘンリー氏は、省庁の役人をやりながら、サッカーの国際試合の主審ができる資格を取った。そして、コスタリカとベリーズのクラブチーム対戦が有ったときに、主審を勤めたので、一度見に行ったことがある。

1時間ほどで、予定通りサン・サルバドルの空港に到着した。ここでメキシコ・シティー行きのタカ航空機に乗り換えるわけだが、さすがにサン・サルバドルは、タカ空港のハブ空港だけ有って、立派で、離発着の便も多い。当然、売店一つ取っても、ベリーズの空港と比べて、立派である。閑散としているフロアーで待っていると、高齢の日本人ご夫妻が近くの座席にいて、話をしている。面識のない日本人を見かけることはとても少なかったが、これから日本に戻れば、嫌でもそういう状況になるのだ。

Mexico City国際空港 21:30着 22:06発
s5tr
s5bls5br

乗り込んだメキシコ・シティー行きのタカ航空機は、無事にメキシコ・シティー国際空港に到着。入国手続きで、ベリーズで取得したメキシコ入国ビザを提出すると、ちらっと見てから取られてしまった。もう一度入国するので、必要なのだと言うが、理解してもらえない。再入国する時は、公用旅券ではなく、一般旅券だからビザは不要だから、強くアピールすることもなく、ひきさがる。

メキシコ・シティーの空港は巨大だ。ちょうど2年前にベリーズに来る際に利用しているので、知っていたことではあるが、人の多さに閉口してしまう。メキシコ・シティーの治安の悪さも聞き及んでいて、ガチガチに緊張した状態で、空港内のタクシー・チケット窓口を探すが、その間にも、荷物を抱えた私を見て、タクシーの客引きが絶え間なく声をかけてくる。

タクシー・チケット窓口を見つけて、YHの住所を見せてゾナ・ロッサまでのタクシーチケットを買う。27ペソ??というと、安いのか高いのか解らないが、正規の窓口なので、間違いないのだろう。窓口を離れると、すぐにタクシーの客引きが寄ってくる。言われるままに付いてゆくのは気が引けるが、もう一銭も払う必要はないので、ぼられることはないだろう。

タクシー乗り場に連れて行かれ、目の前にあるワゴン車を見て、ちょっとこれは違うのではないか。ヤバイのではないか。と思ったが、どうも乗り込むのはこれではないらしい。まるで手配師のような5人ぐらいの男達が、うろうろしていて、車をどんどん誘導している。もうチケットはもぎられているので、腹をくくって待っていると、すぐに、ライトバンのようなタクシーが到着した。

Mansion Havre Hostel 22:25着
s5tr
s5bls5br

YHの住所の紙を見せて、タクシーに乗り込むと、街灯が川のようにつながった道を滑り出すように走り出し、どんどん加速する。他の道に合流するたびに、交通量が増え、その中をタクシーは、他の車に対抗するように走る。2年前にやはり夜遅くにこの空港に到着したときのことを思い出した。もちろん、その時は一人ではかったし、現地のボランティア事務所のスタッフが車で迎えに来てくれたので、まったく心配はなかったのだが。

メキシコ・シティーのタクシーは、フォルクス・ワーゲンのビートルを使った流しのタクシーによる犯罪発生率がとても高く、絶対に利用するなと言われている。それに対して、これは空港の専属タクシーだから大丈夫だと、自分に言い聞かせる。だが、流しのタクシーと同様、どこか悪い仲間の所に連れて行って、身ぐるみ剥がすことは可能なわけで、安心しきれない部分もある。

ゾナ・ロッサという標識が何度か現れたと思ったら、目的地に近いらしく、交通量の多い道から路地に入る。運転手は、私の持っている住所をもう一度確認すると、また違う道に入る。ここまで来れば、あとは通りの名前と、番号だけだと思うが、一方通行などの制限があり、そうはいかないようだ。キョロキョロ、建物に書かれた番号を見ている。一生懸命目的地を探しているところを見ると、何処か変なところに連れて行かれるようなことは無さそうだと思いつつ、おいおい、なにやってんだ。という気にもなってくる。数分間うろうろした後、やっとYHに到着。運転手に「グラシアス」と声をかけて、荷物を降ろして、YHに入る。

しっかりした建物のYHに入ると、すぐにカウンターがあったので、呼び鈴でスタッフを呼び出す。予約はされているようで、名前を言ったら、リストと照合してくれた。US$10を支払い、鍵とシーツを受け取り、指示された3階の部屋の鍵を開けて入ると、2段ベッドが2個有った。洗面所やシャワー・ルームがしっかりしているのを見ると、もともとホテルだったのだろう。早速シャワーを浴びた後、そとの喧噪を聞きながら、ベッドに横たわる。

.
| ←前日 | 写真1 2 3 4 5 6 7 8 9 | 詳細1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 | 日程 | トップ | 翌日→ |

©2003 - 2009 YOSHIDA, man