職場に移動し、郵便局に行って、パソコンなど、最後まで使っていた荷物を航空便で送る。ハードディスクだけでも抜き出して、手でもって日本に戻ることも考えたが、外付けハードディスクにバックアップを取って、既に別便で送っているので、両方が事故に遭うことも少ないだろうと、サイクリングに必要な物以外は、全て送ることにしたのだ。
昼食は、私が出ていった後は首都ベルモパンに住む唯一の日本人となるMさんが、一緒に昼食を食べようと誘ってくれた。最近、台湾人ジョナサンが始めた、首都で唯一まともな喫茶店に行くと、太巻きや、私へのメッセージが書かれたケーキが出てきた。私の送別のために、Mさんが私の送別会と言うことで、頼んでくれ、店主のジョナサンからも送別と言うことで準備してくれたようだ。
ジョナサンは、ベリーズに来た当時、彼も奥さんと台湾から移住したばかりで、同じ語学学校で学んでいたので、もう2年のつきあいとなる。途中、台湾戻ったりしていて、会わない時期もあったが、ちょっと前にベリーズで本格的にビジネスを始めたようで、将来は喫茶店にとどまらず、もっと大きなビジネスを考えているようだ。もし遠い将来ベリーズに来ることが有れば、彼の店を再訪することが、楽しみだ。
ケーキは食べきれないので、職場に戻ってお世話になった人と一緒に食べる。そして、職場の人にオフィスの前に集まって貰い、記念写真を撮影させて貰う。私が活動していた省庁は、つい先日の総選挙の結果で、大臣が替わり、他の省庁との統廃合で、ずいぶん人が入れ替わって、ごたごたしたこともあり、その場に居合わせて集まってくれた人は10人ほどだった。
ヘンリー氏から、個人的に封筒をいただいた。何が入っているのか開けてみようと思うと、飛行機の中で開けてくれと言う。楽しみだ。