東九州サイクリング

東九州サイクリング 詳細
1992年8月25日 火曜日 雨の中両子山から下り別府へ


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走行ルート
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国見YH →[オレンジロード]→ 岩戸寺文珠仙寺両子寺杵築 → 日出 → 別府別府YH
天候
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くもりのち雨
宿泊先
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別府YH
走行データ
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走行距離:75km
支払い
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スポーツドリンク¥120
昼食(山菜そば)¥500
スポーツドリンク¥110
YH宿泊料金¥3,500
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国見YH 08:45発
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今日は国東半島の海岸線沿いにぐるっとまわり、国東町経由で、別府まで行くつもりであったが、せっかく国東半島に来たので、YHのレンタサイクルで有名な古寺をいくつかまわると言う神山君と一緒に岩戸寺,文殊仙寺に立ち寄った後、両子寺へ行くことにした。

YHをでてから広域農道である通称オレンジロード(カボスなどの柑橘系の果物の産地だからか?)を海岸線と平行に内陸の標高の高いところを走る。途中昨日行った姫島がよく見える展望もありなかなかの景色であった。

何度かのアップダウンが続いたあと、海岸線から直角に国東半島の中心部に登る道に出る。ここを右折して登って行くと岩戸寺の入口だ。荷物が少ないとは言え、若い神山君は平気な顔をして坂を登って行く。天候がよく、頼みのジュースの自販機を探すがなかなか見つからない。やっとあったと思ったらショックにも壊れていた。

岩戸寺 10:10着 10:30発 オレンジロード経由
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岩戸寺の入口の道は乗用車がやっと通れる程の幅で、くねくね曲がりつつ急激に登って行く。数百メートル程登ると鬱蒼とした森の中に、石段が見えてきた。ここに自転車を止め石段をゆっくり登って行く。石段の一つ一つがとても古く、さすが歴史を感じる。鳥居をくぐり、一番上まで登ると、断崖の壁面が迫り出したようなところに、いくつかのお堂が現れた。石段の中腹の鳥居の脇の家の庭を通り抜け、石段とは別の入口の門をくぐると、国東では最大の大きさを誇る国東塔と呼ばれる石の塔が、登ってきた下の景色を背景に現れた。高さ5mほどの立派な石塔である。

ちょっと小雨が降ってきた。さっさと次の目的地である文殊仙寺へむかう。手持ちの地形図や、国東半島の観光案内地図(なかなかの出来)を見ながら登ったり下ったりの道を走る。予定より時間がかかっていることを気にしつつ、ひたすら走るが、なかなかたどり着かない。

文珠仙寺 11:00着 11:30発
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やっと文殊仙寺の文字の入った真っ赤な幟が見えてきた。この辺では立派な駐車場に自転車を置き、自然の地形を活かした石段をハアハア言いながら登っていくと、日本三大文殊寺の文殊仙寺が現れた。上の方は嵐でやられたのか、倒木などで荒れていた。

駐車場の立派なトイレで用を足し、出納に水を入れて次の目的地である双子寺を目指す。神山君は双子寺を見た後、YHまで戻りバスで別府へ向かう予定であるが、あまり時間がない。結局双子寺へ向かう道と合流したところでタイムリミット。YHのある伊美港方向へはこの道を下れば一本道だ。ここから一人で国東半島のほぼ中心部に位置する双子山の中腹にある双子寺へと向かう。

少し登ったところから、ずっと下りになり、海岸線から直に登ってくる道と出会ったところで参道の入口となった。ここからはしっかりした舗装の車道となり、観光地としての双子寺をうかがわせる。ゆっくり登って行くと大きな駐車場がいくつもあり、食堂や土産店が数軒ある。参拝の前に食堂に入り、座敷で昼食をとり、ゆっくりくつろぐ。

両子寺 13:10着 14:30発
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拝観料を払って入場し、いろな建物を見学する。さすが国東半島で唯一?拝観料をとるお寺なだけあって、ひなびた感じは無く、境内もよく手入れされている。一番高いところにある奥の院を出る頃に雨がぱらぱら降ってきた。

自転車の止めてあるところまで戻ったときには、本ぶりの雨。待っていても止みそうにないので、これらのルートを地図で確認し、ポンチョをかぶり走り始めた。

せっかくの下りであるが、雨のなので徐行運転である。今回初めて持参した山登り用の緑のポンチョはなかなか調子がいい。かなり下ったところで小雨になったので、ポンチョを脱いで小休止をする。

杵築 16:00着
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ここから海岸線に出て、杵築、日出、別府と海岸線に沿って快調に走る。別府に到着るころになるとまた雨が降ってきた。海岸線の国道沿いの椰子の木を見ながら、パラパラ降る雨の中を快調に走る。

別府 17:20着
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快調に飛ばしたおかげで思ったより早く別府に到着。かなり高台にあるという別府YHの場所がはっきりわからないので、適当に内陸方面へ登って行く。別府に着いてから随分走ったがなかなかわかりそうにないので、途中の宿泊案内所のおばさんにYHの場所を訪ねる。まだまだ南に向かい、山の方へ登らなければならない。別府は思ったより大きな町だったが、それよりもこの温泉をとり巻くホテルの数を見ると、いかに日本人の温泉好きであるかがわかる。

別府YH 18:00着
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やっと大きなホテル群の脇にYHの看板を見つけた。ここからホテル群の裏手に登ってやっと別府YHに到着。さっそく冷房の効いた部屋に荷物を置き、食事の前に温泉で雨と汗で疲れきった体を癒す。食事を取るためにと食堂へ行くと、きいていた予定のとおり、国見YHで同泊であった神山君と武田さんがいた。食事をしながら、すでに食事の終わった彼らと話し、旅の情報を得る。

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