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北海道央サイクリング

北海道央サイクリング 詳細
1993年7月11日 日曜日 飛行機で一気に帯広へ


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走行ルート
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自宅桶川駅上野駅浜松町駅羽田空港帯広空港芽室清水サホロYH
天候
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くもり
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1日目のルート詳細地図
[クリックカブル・マップが設定されています]
宿泊先
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サホロYH
走行データ
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最高時速:49.3km/s
積算距離:225km
走行距離:68.55km
走行時間:2時間59分51秒
平均時速:22.9km/s
支払い
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モノレール運賃¥300
ボールペン¥500
昼食(セイコマートにて購入)
ツナおにぎり¥110
やきそばロール¥130
ポカリスエット250ml¥95
ジュース¥110
サホロYH宿泊料金(2泊分)¥8,240
ジュース¥110
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自宅 08:25発
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飛行機に乗るとなると時間に余裕を持って早めに出なければならないことをむなしく思い、自宅を出発する。昼頃の飛行機に乗るのにこれでは毎日の通勤と変わらない時間だ。

桶川駅 08:30着 09:02発
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例によって駅前で輪行する。なれたものだ。

上野駅 09:42着 09:45発
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山手線への乗り換える。今日は日曜日なので輪行袋を持って山手線に乗れるが、平日では考えられないことだ。

浜松町駅 10:00着 10:10発
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モノレールの駅への乗り換えは、狭い所を沢山の人の流れが通る。大きな荷物を持っている人が多く、輪行袋を人にぶつけて怪我などさせないように気を付けながら乗り換えを行う。

モノレールは長距離の旅行者のための荷物置き場があるので助かる。輪行袋をそれにのせ、フロントバックだけを抱えて窓際の一人席に腰掛け、手帳に記録を付け始める。

羽田空港 10:30着 12:00発
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羽田空港にてJAS機の尻から搭乗s5tr
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羽田空港にてJAS機の尻から搭乗

地下のモノレール駅から空港ターミナルビルまではさほどの距離ではないが、輪行袋を担いでの細い階段の登りはつらいものがある。数カ月後もっと沖合いに新ターミナルができて、モノレールも延び便利になるそうなので、期待しよう。

JASのチェックインカウンターに自転車を恐る恐る差し出す。すると係員が一枚の紙切れを差し出す。「自転車が壊れても一切航空会社の責任を問いません...」なんて書いてある。これを読んで署名しろと言うわけだ。いつも思うが、高ーい壷など、自転車でなければ弁償とかしてくれるのだろうか。航空会社がこのような防衛手段をとるのは、利用者が増えているためだろうか。最近MTBなどを駅で見かけることが多いのできっと飛行機輪行の人口も増えているに違いない。

さっさとゲートに向かいボディチェックを受ける。なにかとヤバイものが沢山入っているフィッシャマンベストを脱いでX線探知機の中に入れ、金属探知機をくぐる。たいがいなにか引っかかるが、今回はめずらしくOKだ。

待合室は満員で落ち着いて座れる場所もない。端の方の離れた所にひっそり座っているとオバサン軍団が攻めてきたので直ちに降参してうろうろする。

飛行機に乗り込むと、通路の反対側の人々は配られた弁当を食べ始めた。団体旅行のようだ。腕章をした添乗員が斜め向かいに座っていた。あたふたしていて、昼食のことなど、考えもしていなかった。帯広空港から新得まで70km程の距離を午後に走る予定なので機内で昼食をとっておけばよかったと悔やむ。記録を付けようと胸につけたボールペンを取ろうと思ったら、ない。ベストを金属探知機に入れた時に落としたに違いない。またやってしまった。どこかで購入せねば。帰りに返してもらおうかと思ったが、私自身どうせ忘れてしまっているに違いない。

帯広空港 13:20着 14:00発
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帯広空港にて自転車を組み立てるs5tr
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帯広空港にて自転車を組み立てる

あっと言う間に帯広空港に到着。曇っているため外が見えないので本当に北海道に着いたのか疑わしい。なにせ9年前には埼玉の自宅から北海道に到達するまで1週間もかかったのだから。

自転車を組み立て、空港の駐車場をぐるっとまわって出口に向かう。ふとサイクルコンピューター(以下CCと略)を見ると全然計測していない。外れかかっているプラグをちゃんと差してもなおらない。自転車から降りて、リアエンドに隠れるように設置してあるセンサーをまさぐる。

距離計は復活したが、BBに埋め込んであるケイデンス(クランクの回転数)用のセンサーはどうにもならない。今回初めてCCを着けての泊まりがけツーリングであるが、走行距離の記録がメインなので無駄にはならなかったようだ。

9年前に走ったコースと合流する。やっぱりここは北海道だったのだ。ここは、あの「愛国から幸福へ」で有名にり、今は廃線となった広尾線の大正駅があったところだ。今では下を走る鉄道が無いので無意味になってしまった陸橋の最高部から眺めると、ホームの跡が虚しく残っていた。9年前に襟裳岬から北上して幸福駅から愛国駅へ向かう途中、両駅のあいだにあるこの駅のホームの看板(こうふく←→あいこく)前でレーサーで来た高校生と記念写真を撮ったことを思い出した。駅のスタンプには「メークイーンの駅、大正」となっていたと思う。

芽室 15:30着
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整然と植えられたジャガイモs5tr
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整然と植えられたジャガイモ

愛国駅の手前で札内川を横切るために道は左にカーブして橋を渡る。再び川沿いに戻ろうとする道に別れを告げ、帯広市内を迂回するように芽室町方向に向かう。

幹線道から外れたためか、自動車の交通量がいきなり減った。北海道らしい広大な畑に咲くジャガイモの花を見ながら走る。やっと北海道に来たという実感がわいてきた。

芽室町のコンビニエンスストアーでパンなどを買い、店の前の鉄柱の根元に腰掛け、遅い昼食とする。9年の間にコンビニもできたのか。

清水 17:00着
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2輪車ツーリングマップのアドバイスに従い、国道38号線を避け十勝川の北西側の道道を走っている。新得へは大きな十勝川及びその支流とその間の丘陵地を横切らなければならない。どの辺で横切ろうか迷っているうちに単調な直線のコースがイヤになり、新得とは川の同じ側で手前に位置する清水方面に自然に左折していた。

十勝川や丘陵地のアップダウンをクリアーし国道38号線に出た。この付近が清水町の中心部らしい。その交差点にあるコンビニエンスストアーで飲み物を買い、小休止をとる。これから10kmちょっとでサホロYHのある新得町だ。

サホロYH 17:45着
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単線の根室本線沿いの道を快走し、ほどなく新得町に到着。サホロ YHは駅からも近く国道沿いにあり、とてもアクセスがしやすい。そそろそ着く頃だと思い、慎重に走って行くがそれらしい建物がない。このまま行くと新得の町を抜けてしまうと思い、地図を確認する。1ブロック先がサホロYHであった。

YHで2泊分の宿泊費を払い、明日は今回の旅のメインの一つである然別湖や東雲(しののめ)湖へ行くことを告げる。「往復100km以上あるので、きついよ」と言うペアレントさんのアドバイスを受けたが、今日、午後2時から70km走ったのに気を大きくしていたので、「大丈夫ですよ」と言ったのだった。

部屋に入りのんびりしていると、今日道東から走ってきたというモーターバイクの人が部屋に入ってきた。彼はモーターバイクでありながら、軽登山の道具を装備し毎年のように北海道を走っていて、かなり細かい情報を持っている。明日の然別湖往復のコースについていろいろ情報を仕入れる。彼も連泊で、明日は然別湖の付近を散策するらしい。

夕食後、みんなでコーヒーを飲みながら話しているうち、一人旅の女性のレンタカーに、3人で相乗りし、然別湖へ行こうと言うことになった。YHでは東雲湖へのコースとして、遊覧船で然別湖を横切って行くのではなく、然別湖が望める白雲山登山を経て東雲湖へ向かい、然別湖岸を歩いて戻ってくるコースを推薦している。もし自転車で向かうと、往復でほとんどの時間を費やしてしまうので、白雲山登山を諦めなければならない。今回は自転車はあきらめてYHで出会った乗りのよい仲間達と一緒に行動することにした。

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