RC684&飯田線秘境駅サイクリング

RC684&飯田線秘境駅サイクリング PART2 前回行けなかった二つの秘境駅を目指して 詳細
2008年7月31日 木曜日 秘境駅輪行後、豊橋経由で帰宅


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走行ルート
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駒ヶ根YH駒ヶ根駅天竜峡駅小和田駅小和田駅温田駅平岡ダム平岡駅浄心の滝鶯巣駅伊那小沢駅中井侍駅本長篠駅豊橋駅浜松駅沼津駅国府津駅高崎駅自宅
天候
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晴れ
宿泊先
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自宅
走行データ
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最高時速:42.5km/s
積算距離:4651.8km
走行距離:27.87km
走行時間:1時間36分36秒
平均時速:17.2km/s
支払い
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サークルK駒ヶ根アクセス店iにて昼食他購入
手巻きおにぎり(わさび味噌)¥115
手巻きおにぎり(こんぶ)¥115
おにぎり(ココ一番屋カツカレーむすび)¥150
やわらか干梅納寝抜き¥176
だったん蕎麦茶(ペットボトル500ml)¥147
ミネラルウォーター・ペットボトル500ml¥135
ミネラルウォーター・ペットボトル500ml¥130
グリーン券情報チャージ¥950
NEWDAYS国府津店にて夕食他購入
てりたまスパロール¥150
カレーマカロニサラダロール¥140
ミネラルウォーター・ペットボトル500ml¥110
発泡酒(Sapporo VIVA!LIFE)缶500ml¥218
焼きほたて貝ひも¥105
わさび柿の種ポケットパック¥105
じゃがりこシーフード¥148
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駒ヶ根YH 07:42発
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駒ヶ根YHを出発s5tr
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駒ヶ根YHを出発

6時半頃起きて出発の身支度。駒ヶ根YHは、簡単な朝食を提供してくれているので、自由に食べる。

駒ヶ根駅を8時過ぎにでる列車に乗るために、YHを出発。珍しく、ペアレントさんにYHの前で写真を撮ってもらった。

駒ヶ根駅 08:03着 08:08発
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知人が経営の美容室が奥に見えるs5tr
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知人が経営の美容室が奥に見える

コンビニで昼食等を購入して駅に向かう。前回は、駅で何か買おうと思ったら、早朝のため、あんパン一つなかったので、今回は大丈夫。

青春18きっぷに本日のスタンプを押してもらい、列車の時間が来たので、ホームに移動する。駅の東側に位置する、知人が経営している美容室「カラポシ」がホームからよく見える。

天竜峡駅 09:46着 09:53発
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天竜峡駅で豊橋行きに乗り換えるs5tr
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天竜峡駅で豊橋行きに乗り換える

駒ヶ根駅を出た列車は、夏休みのため空いている。前回同じ時間の列車に乗ったが、新学期が始まった後で、通学の生徒でとても混んでいたことを思い出す。

途中、飯田駅まえで乗客が増え、1時間40分かけて、終点の天竜峡駅に到着。ここで、豊橋駅行きに乗り換える。

天竜峡駅を出た豊橋駅行きの飯田線は、途中、前回訪れた、秘境駅のいくつかを通る。どの駅も昨日訪れたかのように、記憶がはっきりしている。驚いたのは、駅までのアクセスが、山道20分の徒歩という、一番印象的だった、田本駅から、団体客が乗ってきたことだ。引率の大人数人と、子供たちが、20人ほど。この辺を歩いているのだろうか、彼らは、これまた秘境駅として知られる、為栗駅で降りていった。

小和田駅 10:48着 10:50発
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長野,静岡,愛知の県境にある小和田駅s5tr
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長野,静岡,愛知の県境にある小和田駅
秘境駅No.1の呼び声も高い小和田駅s5tr
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秘境駅No.1の呼び声も高い小和田駅

予定通り、一番の秘境駅とい言われる小和田駅に到着。

地図で見ると、この小和田駅へは、隣の中井侍駅から道が繋がっているようなので、最悪、時間をかけて押せばなんとかなるだろうと思っていたが、ネットなどで調べると、途中、天竜川の支流にかかる橋が崩落していて、ずっと復旧していないようで、中井侍駅方面には行くことが出来ない。きっと、利用者数が少ないことから復旧させるつもりがないのだろう。

ということで、現在、この駅へ鉄道以外でアクセスしようとすると、かなりの上の方を通っている林道の塩沢という集落から、山道を1時間以上歩かなければならないようで、自転車での出入りは諦めざるを得なかった。

そして、この小和田駅の周辺に住んでいる人は一家族だそうで、その家族のために、郵便など、飯田線とこの小和田駅を使ってアクセスされているようだ。

BROMPTONを組み立てて駅の周囲を少々走ってみる。ちょっと下ると、東屋があり、そこで折り返す道があるので、きっと、崩落した橋へ続くルートなのだろう。

小和田駅 10:56着 10:58発
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立派な駅舎が残る小和田駅s5tr
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立派な駅舎が残る小和田駅
皇太子妃にあやかっためでたい写真が沢山s5tr
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皇太子妃にあやかっためでたい写真が沢山

予定している逆方向の列車が来るまで、10分ちょっとしかないので、すぐに駅に戻って、パックする。

駅舎の中には、今の皇太子妃の「小和田」にちなんで、おめでたい写真がいくつも貼ってあり、十二単の装束の物もある。ホームには「恋成就駅小和田」と書かれた碑があり、皇太子ご成婚の後、この駅で結婚式も行われたというブームを思い出させる。

予定通り、到着した往路と逆方向の列車に乗り込み、なんとも短い小和田駅訪問が終わった。

温田駅 11:25着 11:35発
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温田駅まで戻って下車s5tr
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温田駅まで戻って下車
温田駅でアンパックs5tr
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温田駅でアンパック
ちょっとした展望台に寄るs5tr
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ちょっとした展望台に寄る

どうしても訪れたいもう一つの秘境駅、中井侍駅へはどのように行こうかと、往路ずっと考えてきた。というのは、小和田駅から隣の中井侍駅に列車で戻り、そのまま豊橋駅方面への列車に乗ることになると、豊橋駅行き列車を2時間以上も待たなければならない。それはあまりにももったいない時間なので何とかならないかと考えていた。

考えついた結論は、小和田駅の隣の中井侍駅を越えて、伊那小沢駅、鶯巣駅,平岡駅、二年前に下車した為栗駅を越えて、温田駅まで列車で戻って下車し、自転車で中井侍駅に戻ってこようと言う物だ。これなら、途中の駅にも立ち寄ることができる。中井侍駅から逆向きに走るという手もあるが、天竜川を上ることになるので、こちらの方向にした。

列車の中で、おにぎりなどで早めの昼食を済ませて、温田駅で下車し、駅の売店で炎天下に備えて水を購入。駅を出ると、高校生ぐらいの女の子から「こんにちは。」と挨拶をされるので、「こんにちは。」と返す。今、住んでいる高崎市でも、郊外に行くと小学生などからすれ違いざまに挨拶されるが、高校生ぐらいになるとあり得ない。それが、このような山村に来ると、子供から大人まで、知らない人にも挨拶が当たり前。日本も捨てた物ではないと思いながら、自分はどうなのかと恥ずかしくなった。

温田駅から少々行くと、立派な橋を越えて天竜川を渡り、為栗駅方向へ向かう。温田から為栗駅の間は、前回走っているので道の様子はわかっている。

平岡ダム 12:15着 12:18発
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天竜川沿いに県道を南下s5tr
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天竜川沿いに県道を南下
平岡ダムs5tr
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平岡ダム

少々のアップダウンがあるが、炎天下の中、順調に走っていると、工事のための通行止めの案内が出ていた。先の方ので、崩落があり、迂回路が指示されている。問題の箇所は、鶯巣駅の少々先の国道418号上のようだ。鶯巣駅の先で、その国道とは別れるので、だいじょうぶだと思うが、重要な天竜川の記載が無く、少々心配だ。時間はあるので行けるところまで行こうと考えながら走る。

ひたすら天竜川の西側の道を南下する。前回出てきた為栗駅への入口を見落としたようだが、寄る予定はないので、そのままどんどん平岡駅方向に向かうと、橋を渡って、天竜川の東岸を走るようになり、川幅がふくらんできたと思ったら、平岡ダムが出現した。自転車を止めて、ちょとだけ見学する。

平岡駅 12:24着 12:29発
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立派な施設が併設された平岡駅s5tr
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立派な施設が併設された平岡駅

平岡ダムを出て、快調に下ると、すぐに国道418号に合流。どんどん下ると、天龍村の役場がある中心部である、平岡駅周辺の集落に入った。この辺の集落ではかなり大きい方だと思う。

立派な駅舎の平岡駅に到着。休憩がてら覗いてみると立派な駅舎と言うよりも、温泉などの公共施設の立派な建物に、駅が間借りしている感じだ。

浄心の滝 12:34着 12:39発
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浄心の滝s5tr
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浄心の滝
飯田線の旧ルートs5tr
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飯田線の旧ルート

平岡駅を過ぎると、木陰の多い道になり、とても気持ちがよい。交通量は相変わらず少ないが、前方から自家用車が来るので、少なくともこの先すぐに通行止めということは無さそうだ。

地図で確認すると、鶯巣駅の手前に「精心の滝」というのがあるから、もしかしたら、見ることが出来るかと思っていたら、あっけなく道端に看板が現れ、数十メートル先に滝が落ちているのが見えた。その手前に何故か、鉄橋がある。この鉄橋は使われているようには見えないが、どおやら飯田線の旧線のようだ。さっきも鉄道のトンネルが左側に見えたが、それも旧線だろう。

滝の名前は、地図と異なり「浄心の滝」となっている。写真を撮って、次の目的地、鶯巣駅に向かう。

鶯巣駅 12:45着 12:48発
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鶯巣駅に寄り道s5tr
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鶯巣駅に寄り道
駅前の「自転車のりば」の看板s5tr
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駅前の「自転車のりば」の看板
特急列車がやってきたs5tr
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特急列車がやってきた

鶯巣駅周辺の集落に入ってきた。飯田線は少々上の方を走っていて、どの辺に駅があるのか想像が出来ないまま、集落の中を走り続ける。このまま通り過ぎてゆく覚悟で、どんどん行くと、伊那小沢駅方面の看板があり、国道から左に別れるようだ。通行止めの現場はこのまま国道を行った先なので、影響を受けなかったことにホットすると同時に、少なくともこの道を行けば、伊那小沢駅へ行けることを確信した。

国道と別れて、100mほど行ったところで、ヘアピン上に左手前に折れる道があった。他には駅への自動車が入れるようなアクセスルートは見あたらなかったので、これしかないと思ってゆくと、かなり登ったところで、駅らしき物と踏切が見えてきた。駅の入口に「自転車のりば」の看板。「バス乗り場」や「タクシー乗り場」の看板は珍しくないが、「自転車のりば」とはいかに。まさか、乗り合い自転車とか、自転車タクシーがあるわけでも無し。自転車置き場があるなら、乗り場を指定するまでもないが、その自転車置き場もないから不思議だ。

鶯巣駅から下って、元のルートに戻り、200メートルほどで踏切を横切る。ここから、線路沿いを登り、トンネルの上に出ると、ちょうど特急列車がやってきたのが見えた。

伊那小沢駅 12:59着 13:01発
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道の下に見える伊那小沢駅s5tr
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道の下に見える伊那小沢駅
飯田線沿いの道をひたすら南下s5tr
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飯田線沿いの道をひたすら南下

トンネルの上の緑に覆われた道をくねくね走って、下ると、伊那小沢駅が見えた。先ほど、列車でこの区間を往復したので、この駅も二度通った。その際に駅周辺を観察したが、駅へアクセスする道が見えないと思ったら、線路の上の方を通っていたのだ。

時間を確認すると、中井侍駅から乗る列車の時間は、30分後。小和田駅では時間がなかったので、中井侍駅ではもうちょっと余裕が欲しいと思うので、この伊那小沢駅からの移動を考えると、余り余裕はない。上の道から写真を撮るだけにして、先を急ぐ。

中井侍駅 13:15着 13:29発
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「自転車のりば」の看板s5tr
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「自転車のりば」の看板
駅を出て行く列車s5tr
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駅を出て行く列車
中井侍駅から見た天竜峡の風景s5tr
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中井侍駅から見た天竜峡の風景
中井侍駅でパックし列車を待つs5tr
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中井侍駅でパックし列車を待つ

伊那小沢駅を過ぎると、すぐに太い道に出た。右手を見ると、天竜川に立派な橋が架かっている。予定通り、橋の反対側に少々進み、すぐに右側に見えてきた道に入る。看板も何もないので、少々心配だが、道は天竜川沿いに通っているし、そんなに沢山の道があるわけではないので、間違いないと確信して、どんどん行く。

道は、木立の中を行き、炎天下の中でもとても快適だ。道幅は車一台分程度の舗装路だが、車はまったく来ない。途中、飯田線のトンネルが見えたりして、少々のアップダウンがあるが、とても気持ちよく走れるルートだ。もうそろそろかと思っていたら、小さな看板があり、中井侍駅への入口の分岐点があった。

ここにも「自転車のりば」の看板があった。今度は、駅からそれなりに離れているからもっと不思議だ。もちろん、自転車置き場など周囲には見えない。

分かれ道から下ってゆくと、駅ホームの北端に出た。先ほど列車の中から見た入口だ。ホームのすぐ手前まで、自動車で来ることが出来るパターンで、千代駅と似た感じだ。ちょうど、反対方向の列車が到着して出て行った。

保線担当の人だろうか、作業着にヘルメット姿の仕事出来ている人がいて、先ほどの列車で来たのか、電話で仕事の話しをしている。小和田駅にも保線担当の人が来ていたが、駅へ移動するのにも、工事用の車両が入れないような駅が多く、苦労が多そうだ。

駅周辺を見渡すと、正面には立派な流れの天竜川が見え、駅脇に家が一軒あるだけ。この家からも天竜川が見え、家を出るとすぐにホームだ。

写真を撮って、保線係の人と少々話しをして、予定通りに到着した列車に乗り込む。

本長篠駅 14:55着 15:01発
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豊橋行きは最新車両s5tr
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豊橋行きは最新車両
本長篠駅で5分ほど停車s5tr
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本長篠駅で5分ほど停車

中井侍駅で乗り込んだ列車は、とても新しく立派だ。一瞬、普通列車ではなく、間違えて、特急列車に乗ってしまったかと思ったほど。1時間ほど、山間部を走り、住宅地がある街を繋ぐ路線という、郊外列車になってきた。

本長篠駅で5分停車。この間に、改札を出て、飲み物を買いに行く。

豊橋駅 15:45着 16:07発
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豊橋駅に到着s5tr
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豊橋駅に到着
飯田線と東海道線の間に名鉄ホームがあるs5tr
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飯田線と東海道線の間に名鉄ホームがある

飯田線は、豊川のくねくねした流れをバイパスように作られた、豊川放水路を横切る。そして、豊橋駅手前の数駅には止まらずに豊橋駅に到着。豊川駅までの短距離列車は、これらの駅に止まるようだ。

豊橋駅に入る前に左手に見えてきた名鉄の線路は、東海道線と飯田線の間に割り込んでいるので、ホームはどうなっているのかと思ったら、飯田線と同様どんずまりの終点ホームが、東海道線ホームと飯田線ホームの間にあった。ホームは繋がっている。そして名鉄ホームの入り口付近に名鉄の切符売り場があるが、専用改札はないのが意外だ。東海道線に比べれば、どちらも終点の路線なので、脇の方に仲良く並ばされているという感じだ。

少々歩いて、東海道線ホームに移動。こちらもほとんどの座席が進行方向を向いている中距離列車だ。

浜松駅 16:41着 16:50発
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豊橋駅を出た東海道線は、浜松駅に到着して、乗り換え。少々雨が降っているようだ。前回、三重の親戚から普通列車を乗り継いで変えるときも雨が降っていた。

沼津駅 19:05着 19:07発
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沼津駅に到着して、ホーム反対側に来ている東京行きの東海道線に乗り換える。グリーン車に乗りたいが、スイカにチャージするための機械がないので、諦める。列車内でグリーン券を買うと、事前にチャージするより料金が高いが、そもそも、JR東海の区間から通しのグリーン券で、高崎まで行けるのか疑問。

熱海駅にて、停車時間があったので、ホーム上の機械でチャージして、すんなりとグリーン車に乗り込むことが出来た。

国府津駅 20:01着 20:19発
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東京駅行きの東海道線は、予定通り国府津駅に到着。グリーン券情報をスイカに吸い上げるのを忘れずに下車。ホームの反対側に停車している車両が、高崎行きの湘南新宿ラインで有ることを確認して、ホームに自転車を置いて、駅改札に向かう。駅前のコンビニにて、夕食等を買い込み、戻ってくる。

高崎駅 23:49着 23:58発
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高崎駅に到着。やっぱり、グリーン車に乗っていると快適な分、時間の経つのが早く感じる。本日の終了10分前で、今日も無駄なく青春18きっぷを使ったと実感。

自宅 00:07着
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高崎駅から、どこにも寄り道せずに、帰宅。あまり疲れていないので、自転車の走行データをパソコンに記録してからシャワーを浴びて寝る。

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©2006 - 2008 YOSHIDA, man