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実家で正月を過ごした後、2日は早起きして、始発列車に乗るべく、桶川駅を目指す。 駅近くのコンビニで、飲み物や、実家に忘れてきた足のためのカイロを買い求める |
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桶川駅で、自転車をパックし、改札で青春18きっぷに印をもらって、始発列車を待って、乗車。 |
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篭原駅始発の高崎線の始発列車は、15分ほどで、大宮駅に到着。東北線までは、20分以上の時間があるので、改札を出て、駅東口に向かう。初売りなのか、駅ビルのデパートの前には、若者が座り込んで、開店を待っている。 兄に聞いていたのと異なり、ハンバーガー店や、牛丼店など、食事を調達できる店が営業している。正月だからではないだろう。最近、お気に入りの豚丼を食べて、駅に戻り、東北線の宇都宮駅行きに乗り込む。 |
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宇都宮駅で、黒磯行きに乗り換える。8分ほどの接続でスムーズだ。 ホームで待っていると、日光線のすてきな車両が目に入る。 |
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黒磯駅では、必ず跨線橋を渡っての乗り換えとなる。交直切り替え駅なので、仕方がないのだろうが、毎回それを思い知らされる。とはいえ、近年、エレベーターが出来たので、自転車を持っていても、だいぶ楽になった。 ここでは郡山行きの列車に9分の接続。自宅のある高崎から両毛線の始発に乗る場合、黒磯行きとなるが、黒磯駅では、40分ほど待たされることを考えると、とてもスムーズだ。 |
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熟睡している間に、郡山駅に到着。荷物をまとめて下車して、ふと見ると、時刻表が見あたらない。下車した際に、どこかで落としたのだ。福島駅行きの発車まで17分の時間があるので、探すが、見つからず、駅の窓口に行っても届いていないとのこと。お金で買うことが出来るとは言え、ブックカバーが、尾道で購入した帆布製だったので、ちょっと残念。 |
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福島駅にて、仙台行き列車に乗り換え。ここでは5分の接続。 |
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仙台駅に到着。普通列車でも正午頃に仙台にくることが出来ると思うと、得した気分。 仙台駅は、最近も何度も通っているし、新幹線でない限り、必ずこの駅では乗り換えるので、おなじみの駅だが、この駅で降りて、自転車を組み立てるのは初めてだと思う。 駅の中で、時刻表を買い求め、西口を出て、自転車を組み立てて、うろうろ走り始めるが、時刻表の書き込みに使っていたマーカーも一緒に紛失したことに気がつき、コンビニで買い求める。 南方向に向かうと、ガードをくぐる所があり、自転車専用道が設置されているので、東口に移動。初売りなのか、家電量販店へ向かう自動車で渋滞し、お店の人が交通整理している。 駅近くのマクドナルドに入り、軽い昼食を兼ね、作戦を練る。まずは、石巻やきそばが食べられる場所のリサーチ。仙台市内で唯一という場所を見つけたので、電話してみると、正月でも閉店は少々早いが、営業しているとのこと。 |
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仙石線乗るべく、仙台駅西口すぐの地下にある、あおば通駅に向かう。仙石線が地下化されたとき、仙台駅東口にある仙石線ホームに対して、仙台駅西口ホームという位置づけで、市営地下鉄との乗り換えの利便性を確保するために延長されたのが、あおば通駅なのだろう。 仙石線は、震災で一部の区間の運行になっているはずだが、駅の時刻表を見ると、手書きで改変されているのかと思いきや、高城町駅から、矢本駅間のバス代行を含め、しっかり印刷されている。震災から、10ヶ月良くも悪くも、対応した運行体制が整っていると言うことか。 |
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20分ほどで、中野栄駅に到着。駅前で自転車を組み立て、仙台港方向に向かう。駅前通は、歩道上に自転車レーンが出来ていて、歩行者がいなければ、普通走行が出来る。 |
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高速道路の下のあたりで、歩道上のマンホールが浮き上がっているように見えるが、これは、液状化現象で、周りの土地が沈下しているのだろう。少々なので、改善せずそのままなのだろうか。 交差点を渡った先が、三井アウトレットパークで、この周辺に横手やきそばの店があるはずだが、見つからない。自転車を畳んで、モール内の食堂に入ってみるが、やっぱり見つからない。仕方なく、横手やきそばを食べる。横手で食べたものより少々雑な感じがしたが、味はそのものだ。 |
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アウトレットモール内のアウトドアの店など見て回った後、結局何も購入することなく、仙台市中心部に戻るべく、仙石線の駅を目指す。往路と同じ、中野栄駅ではつまらないので、一つ隣の陸前高砂駅に向かい、あおば通駅行きに乗り込む。 |
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一つ手前の榴ヶ岡駅で下車。大昔に奥の細道サイクリングで来たときは、地上に駅があったというかすかな記憶を思い出しながら、地上に上がると、もう日が暮れている。 |
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仙台駅方向に向かう途中で見かけたスターバックスコーヒーに入る。正月二日のため、営業時間が少ないようだが、それまで利用する。ネットが繋がるので、メールチェックなど行う。 駅の北側の陸橋を渡り西口に出て、夕食は何にしようかと、アーケードを自転車を押してうろうろする。仙台駅周辺を歩くのは久しぶりで、アーケードの大きさにびっくりする。行けども行けども、アーケードが連続し、交差して、ちょっと裏に入ると、昔ながらの飲み屋街のような細い路地もあり、繁華街としての規模の大きさを感じる。 |
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初売りがあったからか、人出も多い、アーケードをひたすら歩いて、一番町のアーケードの一番はずれにある、牛たん料理のチェーン店に入る。悩んだあげく、結局は、仙台の定番の牛たんにした。少々贅沢に、牛たん1.5人前の定食に、オプションでとろろを付ける。満足。 |
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大きな交差点の角にある、モンベルを覗いて、少々買い物をしてから、仙台駅にて、自転車をパック。電光掲示板を見ると、数分後東北本線の上り列車が出る。急いで、改札を通り、ホームに向かい、東北線上り列車に乗り込む。乗り込んだ上り列車は、黒磯行きだ。調べてみると、この列車に乗って上京すれば、帰宅できるようだから、日帰りでも仙台を楽しむことが出来そうだ。 |
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太子堂駅に到着。思い起こせば、この旅の前半の2007年パートの、直前に開業した駅だ。駅前は、新しく、大きなロータリーがあるが、閑散としていて、コンビニエンス・ストアーが少々見られるだけだ。 本日の宿、道中庵YHは、大昔に泊まったことがあるが、高架橋をくぐり、駅の西側に出ると、だんだんその宿への道を思い出してきた。 |
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確かこの辺の路地を左に曲がるんだったなあ。と思っていると、イメージ通りに、道中庵YHへの案内看板があり、迷うことなく、今晩の宿、道中庵YHに到着。1998年といえば、もう14年前だが、変わらない佇まいのしっとりした素敵な宿だ。 相部屋の和室は、私一人だけかと思ったら、もう一人若者が後から到着。台湾人旅行者で、大学生で、卒業旅行だという。前回泊まったときも、白人男性と同室だったが、やはり外国人に絶大な人気があるようだ。 |