目が覚めたのは、渋滞のためののろのろ運転を始めたところから。バスの窓からは雨が降っているのが見えて、少々ガックリする。時間を確認すると、もう6時を過ぎている。正確な場所は解らないが、建物の密集度から察するに、首都高速に入っていることは間違いないようだ。すぐに、高速道路を降りるだろうと思いつつ、まだうとうとしていると、甲州街道に入り新宿駅の上を通って、大回りして南口に到着した。
このバスターミナルを利用するのははじめてだ。荷物を受け取り、順路に従って、建物の外に出ると見慣れた、新南口に出た。一度、新南口の改札に入り、他のホームを経由して、中央線のホームに移動。下りの列車を待って乗り込む。