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例によって昨夜遅くまで(今朝早くまで)仕事。帰宅して、風呂に入って、一寝入りしてから、キャンプの準備をして、自宅を出る。同行のKさんと、サイクルテックIKDで待ち合わせているが、間に合いそうにない。 |
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市役所前で、Kさんと遭遇。そのまま合流場所に向かい、準備をしてから、出発。近くのスーパー・マーケットのいちかわにて、ホカロンと、水を補給する。 とても天気がよいので、主要道を避け、裏道をのんびりと走る。新幹線の下をずっと走っていたら、道が路地に入り、おまけに、川に遮られたりして、解らなくなってきた。でも、おおむね方角は間違いない。少々、時間的なロスをしたが、問題なし。 |
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倉賀野を過ぎたところの追分けで、中山道と、日光例幣使街道に別れるが、Kさんが、日光例幣使街道の方に入っていってしまった。今回のお休みでは、日光例幣使街道を走ろうという案もあったので、そのままついて行ってしまおうかと思ったが、せっかくのキャンプなので、Kさんに声をかけて、ルートを修正した。 今回のサイクリングの最初の目的は、藤岡市の鶴商文庫で昼食をとること。柳瀬橋を渡り、県道を藤岡市内に向けて、ひたすら南下。藤岡市の中心部を通り抜け、そろそろ鶴商文庫が見えてきても良いはずだ。てっきり県道沿いに目的のお店がある物と思い、どんどん先に行くが全く現れない。Kさんが正確な位置を捕らえていたようで、だいぶ戻って、Kさんが東中学校の入口脇にある鶴商文庫を発見。 鶴商文庫は、名前はちょっと変わっているが、見た目には良くあるレストランだ。ハンバーグとパスタが売りで、量が多いのが特徴。田舎風スパゲッティーを頼んだら、野菜とニンニクがガッツリ入って、ボリュームがすごい。Kさんは、デミ・ソース・バーグというオーソドックスなハンバーグをを頼んだが、どでかいサイズだ。お隣のお客さんは、ハンバーグ・スパという、ハンバーグとスパゲッティーが一緒になった物を頼んでいたが、これもどでかく、ビックリ。連れの人が、驚いて写真を撮っていた。 |
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鶴商文庫で、一時間以上かけてゆっくり食事。食後のコーヒー(モカ・ブレンド)も頼んで、のんびり。しっかり腹ごしらえをしたので、県道に戻り、鬼石に向かってひたすら南下する。 このルートは、数年前に、逆方向に走ったことがあるので、鬼石の街内の様子は少々覚えているが、今回は、ここから神流川を渡って、埼玉県に入るので、未知なる世界だ。川を渡って、少々行くと、すぐに杉ノ峠へのアプローチが始まった。 |
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Kさんの「たいした登りではないよ。」という言葉とは裏腹に、150mh登ることが解り、少々ガックリ。前半につづら折れがあり、それを越えてから、コーナーが緩くなり、角度がきつくなって来るという、少々イレギュラーなパターンの登り。そんなに幅員の広くない県道ではあるが、群馬と秩父を結ぶ近道だからか、それなりに大型車が多く、走っていて、不快感を感じる。 登り始めてから、30分ほどで峠に到着。小休止してから、長瀞方向に下ると、2kmほどで、他の県道にぶつかったところで、下りは終わり。ここから緩く川沿いに登り、出牛という地点を越えて、分かれ道を左に入り、また小さなピークを越え、今度こそ、荒川に向かって、まとまって下る。 |
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標高的には、鬼石よりも少々低いところまで下って、国道140号線を横切り、秩父鉄道の踏切を渡る。道なりに走っていると、「mont-bell」の文字が書かれた建物が目に入った。倉庫のようだ。もっと先に、店舗があることを示している。 |
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ほどなく、モンベルショップに到着。ここで、以前より欲しかった防寒系の商品を見ている内に、今買えばすぐに使えると思い、風通しの良いメッシュのシューズに冬は必須と考えていた、フット・ウォーマーと、手袋の上に被せる、ハンド・ウォーマーを購入。この二つは今シーズン、寒くなったら買おうと思っていた物だ。そして、とてもコンパクトになるダウンのインナーパーカーも買うことにする。これは、Kさんが最近、最新モデルを買ったので、気になっていて、袖のないベストのタイプにしようかとか、いろいろ迷ったあげく、フードまで付いたパーカーにしてしまった。付属の袋にダウンを押し込めると、本当に小さくなり、そして軽いので、お守り的に気軽に持って走れるので重宝しそうだ。店の前で、早速、フット・ウォーマーを装着し、ダウンを着込む。 |
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野上の駅の真東に位置する、高砂橋を渡って、荒川の反対側に出て、少々南下すると、長瀞オートキャンプ場の入口があった。ここは、荒川を挟んで、モンベルショップの反対側に位置する。 受付の女性が、ちょうど受付を閉めるところだったと言うことで、ギリギリセーフ。利用料金は、1泊1,000円なので、2泊分で、2,000円をそれぞれ支払う。 彼女のアドバイスに従い、河原に降りて、ずっと右側の荒川の上流の方に行き、少々高くなったところでテントを張ることにする。 |
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ねぐらが確保出来たところで、買い出しに出かける。野上の街中にフジマートという、高崎でもなじみの店があるということを、さっき受付で聞きつけたので行ってみる。ほぼ来た道を戻り、橋を渡って、秩父鉄道を越えて、国道140号線沿いに出て少々南下すると、大きな店舗があった。食材などは何でも揃っていて、こんな山奥でも、魚介類も含め、新鮮な物が何でも手に入るのは、今時では驚くことではないが、キャンプということで、わざわざ、あれこれ食材を持って走ってきたのが、バカらしくなった。 |
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荒川には歩道の橋が架かっていて、それを使えば、キャンプ場の受付のすぐ上に出るので、一番の近道だ。橋の入口を捜すのに少々迷って、うろうろしてから、キャンプ場に戻り、すぐに宴会の開始。 二人が持参した、おでんを暖め、つみれやソーセージを煮込んで、ビールや、酎ハイで乾杯する。予想していたことだが、どんどん寒くなるので、最後は、Kさんの大きめのテントの中に入り、飲み明かす。 9時ぐらいに、就寝。日光でキャンプした際は、氷点下まで外気が下がり、特に足先が冷たくて困ったので、今回は、ホカロンを靴下の中に入れている。それは正解だったが、暖かい肌着上下と、フリースの長袖と、今日買ったダウン・パーカーだけでは、上半身が寒く、あまりぐっすり寝付けなかった。 |