|
今日は朝から、教会で行われるヘンリーさんの息子の洗礼式に招待されている。わざわざ持ってきた、白いワイシャツとスラックスを着てネクタイをして、普段職場に履いて行っている革靴のように見えるサンダルを履いてホテルを出る。このような格好をするのは、ベリーズに来たとき以来だ。厳粛な儀式だろうからフォーマルな格好をしてゆけば問題ないだろう。 フロントに鍵を預けると、フロントの人はちょっと不思議そうな目で見ていた。昨日は半ズボンで汗だくになって自転車に乗ってきた人が、今朝はビジネスライクな格好でネクタイまで締めているのだから、無理もない。 |
|
| | 洗礼式に呼んでくれたMr. Gerald Henry Jr.と |
| | | Mr. Henryと洗礼を受けた子供のKeenan |
| |
| | St. Andrew's Anglican Church |
| |
|
洗礼式の行われる教会は、ホテルの2軒隣なので歩いてすぐだ。 招待状に書いてある8時半に教会に着くと、すでに沢山の人が集まっている。入って行くと、親切なおじさんから聖書などの小冊子を渡されるが、どうもこの集まりは毎日曜日のもののようで、洗礼氏とは違うのではないかと思い、一度外に出る。ちょうど、白人の神父さんが入場するところだったので、ヘンリーさんの息子さんの洗礼式はどこでやるのかと聞いてみると、この後やるとのこと。とにかく歓迎してくれているみたいなので、教会に入って、話を聞いたり、歌を歌ったりする。歌が出ている小冊子のページがわからないと教えてくれたりと、周囲の人は親切だ。 30分ぐらい経って、ヘンリーさんが教会に入ってきた。これで一安心。いろいろ進行している内に、子供達とその親と思える人が前に集まり始めた。洗礼式がやっと始まったようである。写真を撮っている人もいるので、私も前の方に行って、写真やビデオを撮影する。ヘンリーさんが手招きするので、洗礼を行っているところに行ってみると、ちょうど彼の息子さんが洗礼を受けるところで、神父さんが聖水を子供の頭にかけている。それをビデオに収める。 その後も、いろいろ話や歌があって、その間に、竿の先にお盆のような物が付いた物をさしだして、寄付を集めている。私も後からそれに気が付いて$1を寄付した。 教会の儀式が一通り終わって、ヘンリーさんと写真を撮る。教会に着いたときに親切に聖書などを貸してくれた人は、なんとヘンリーさんのお父さんだった。地元の名士で、教会でも顔役と言うことだろう。 いつもこんなに洗礼をする人がいるのかというと、イースターの時はそれに合わせて洗礼を受けさせる人が多いとのことだった。 |
|
一度、ホテルに戻ってきて休憩。昨日痛めた足はまだ痛いが、3時から始まるヘンリーさんのパーティーには時間があるので、サン・イグナシオで行われているフェアと、比較的近いところにあるカール・ペッチ遺跡を見学しようと思い、準備をして出かける。 ホテルを出て、出発の準備をしていると、自転車に乗った人が近づいてきた。自転車が好きだというその人は、私の自転車を見て、珍しい自転車だというので、折り畳み組み立てを見せてあげる。 昨日は沢山写真を撮ったので、このままでは予備のフィルムも使い切るだろうと思い、観光客相手のレストランに入り、24枚撮りを購入。水も買おうと思ったが、売り切れてとのことで、他の店で購入する。 |
|
フェア会場には昨日登った旧道の隣の新道を行く。例によって急坂を押し上げて、すぐにフェアの会場に到着したが、観覧車や、メリーゴーランドのような移動遊園地が来ているが、昼間は動いておらず、人もいない。 朝食も食べていないので、まずは腹ごしらえをしようと思い、正面の中華料理店に入り、鶏肉入り焼きそばと、コカコーラを注文して食べていると、お店の人が傍らに置いた自転車を指さして話をしているので、ここでも、組み立てて見せてあげる。 |
|
| | San Ignacio郊外にあるCahal Pech遺跡 |
| |
| | Cahal Pechの丘からSan Ignacioの町を見下ろす |
| |
|
中華料理店を出て、いよいよ目的のカール・ペッチ遺跡だ。フェア会場の脇の交差点に、カール・ペッチ遺跡の方向が示されているのでその通り行ってみる。未舗装の道に入り、こちらがメインルート思える道をずっと行くと、フェア会場をぐるっと廻って元の道に戻ってきてしまった。地元の人に聞いたら、未舗装の道に入ったらすぐに上に登る道を行くとのこと。その分かれ道は一瞬迷ったところだが、他の方がメインルートに見えたのは、埃を防止する散水車が通ったため、道の色が変わっていたためと判明。また登りかと思いながら、痛い足を引きずって、自転車を押し上げる。 一番高いところに出ると、すぐにカール・ペッチ遺跡のビジターセンターの看板があった。奥にベリーズの国旗が掲げられている建物がビジターセンターだ。 自転車を建物の前に止めて、外の階段を上がると、受付があり、資料の展示室がある。受付のおじさんにIDカードを見せて、住民だというと、今日はイースターの祭日なので、無料だという。よくわからないが、いずれにせよ無料だ。 目的のカール・ペッチ遺跡はビジターセンターから歩いて1分だ。林の中の小道を歩いてゆくと、入り口に小屋があって、チケットを見せろと言うので、IDを見せて話をすると、日本人は珍しいがたまには来るという。ちょうど30人ぐらいの団体が来ていて、ツアーコンダクターらしき人が説明をしている。ドイツ人のようだ。 大きな門の様なところをくぐって中にはいると、石に囲まれた広い中庭のような所に出た。ここはまだ発掘中のようで、石の表面が乾いた感じになっている。高いところがあるので登ってみて、そこから見下ろすと、反対側にもは迷路のようになった場所があるので降りていって見る。迷路のように、天井が逆V字をしたマヤアーチをいくつかくぐり抜けて、やっとその場所に出ると、こちらはずっと以前に発掘が終わったところのようで、しっとりとしている。日本的に言うと苔むした感じである。 また迷路のようなところを抜けて、裏側のルートをたどると、長い通路を抜けて、最初に行った広い中庭に戻ってきた。 カール・ペッチ遺跡は高さはさほどでもなく、派手さは無いが、なかなか趣のある遺跡で、見に来て良かったと思った。 ビジターセンターに戻って、受付のおじさんと世間話をしていると、年の話になり、ズバリ年齢を言い当てられてしまった。区切りの良い年齢ではないので、びっくりしてしまった。 |
|
カール・ペッチ遺跡のビジターセンターを出て、写真など撮った後、こわごわと未舗装の急坂を下りると、フェアの会場から音が聞こえてきた。多少、遊園地の乗り物も動いているようだ。このまま時間が経って夜になると、大勢の人で賑わうのだろう。 写真など撮って、今度は舗装された良い道を下り、ホテルへ。フロントで、友達が来たよと言われたので、ヘンリーさんだ。パーティー会場まで、車で連れて行ってくれるというので、3時頃電話をすると言ってあったが、遅いので迎えに来たのだろう。もう4時近い。 部屋に戻って、シャワーを浴びて、出かける準備をして、ヘンリーさんに電話をしにホテルの外に出るが、公衆電話が壊れていたので、フロントで電話機を貸してもらう。もちろん、BTLカードという電話会社のプリぺードカードの番号を入れることで、料金はそのカードから引き落とされるという仕組みだ。 電話をすると、すぐに迎えに来てくれるという。ちょっと待っていると、すぐに迎えに来てくれてびっくり。パーティー会場からにしては早いと思ったら、サン・イグナシオの隣のサンタ・エレナにある彼女(息子の母親という表現をしている)のジェントルさんの家で、こちらではポピュラーな食べ物の、バーベキューチキンを仕込んでいるのだそうだ。 |
|
そのジェントルさんの家に連れて行ってもらい、手伝いに来ているヘンリーさんの兄弟や、従兄弟達を紹介してもらう。次々と従兄弟が出てくるので、従兄弟は何人いるのか聞いてみたら、数えられないと言う。従兄弟で協力して、なんとか数えようとしていたが、途中で断念していた。この少ない人口で、これだけ親戚がいれば、みな親戚みたいな物だろう。 バーベキューの仕込みを見せてもらったり、職場の運転手であるチャバリエさんも来ていて、彼に勧められるまま、ココナッツラム(その辺から取ってきたココナッツを切って中の水でラム酒を割る)を飲んだり、ラム&コークを飲んだり、ビールを飲んだりしている内に、かなり酔っぱらってしまった。 |
|
| | Henry's Eden Resortのパーティー会場 |
|
|
バーベキューチキンの仕込みも終わり、やっとパーティー会場に向かうことになった。招待状には3時半となっているので、もうみんな集まってきていることだろう。私は、ヘンリーさんの従兄弟の一人が運転する車に乗り込んで、会場に向かう。会場は、サン・イグナシオからベンケ方面に少々行ったところにある、ヘンリーズ・エデン・リゾートだ。ヘンリーさんのお父さんがオーナーらしい。昨日、この前を自転車で往復した。 リゾートの建物の向こう側には、噴水があって、その回りにテントが常設されていて、テーブルと座席が沢山並んでいる。建物側では、飲み物や食べ物が並べられていて、セルフサービスで楽しんでいる。それと、洗礼を受けた子供のお母さんは、ゲストに対してせっせと飲み物や料理を運んでいる。 そして、音楽をかける業者が来ていて、すでに50人ぐらいの人が集まっている。職場の同僚の、テオスさんとか、バブさんも来ている。 私は、さっき飲んだお酒が回ってきて、ベンチに座って、うつぶせになってしまった。チャバリエさんが、食べ物を、ヘンリーさんがソフトドリンクを持ってきてくれたので、それを食べて飲むと少し楽になったが、結局、お酒はこのパーティー会場では一滴も飲まずじまい。 暗くなると、音楽に合わせて踊ったり飲んだりの盛大なパーティーであった。庭の方では、ネットが張られてバレーボールを楽しんでいる子供達もいるし、親戚、知人、家族連れできていて、ざっと100人ぐらいのゲストが来ていたと思う。 9時ごろから音楽をかけるPAの業者が片付け始め、10時前にはかなりの人が帰宅してしまい、ヘンリーさんと、彼の従兄弟、ジェントルさんなど、残りの数人で、片づけを手伝う。 |
|
ヘンリーさんの車に4人乗って、昨日往復したウェスタン・ハイウェイを走って、チャバリエさんをベンケまで送ってゆく。彼はベリーズでは一番人気のあるラム酒、ワンバレルが余ったので1本もらっていったのだが、かなり酔っているようで、降りるときに落として割ってしまった。ちなみにチャバリエさんの家は、私がベンケの町で地元の人に道を尋ねていたところのすぐそばだった。 その後、ヘンリーさんはサン・イグナシオのホテルまで送ってくれ、私が車から降りる時に、送ってくれたお礼を言うと、パーティーに来てくれてありがとう。とお礼を言われてしまった。 ホテルに戻り、シャワーを浴びて、ベッドにごろんとしてそのまま寝てしまう。 |