日光キャンプサイクリング

日光キャンプサイクリング 詳細
2008年9月11日 木曜日 金精峠を越えて自走で帰宅


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走行ルート
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日光湯元キャンプ場日光湯元ビジター・センター湯元温泉(標高1,478mh)金精峠(標高1,843mh)丸沼高原白根温泉吹割の滝薗原ダム永井食堂白井宿ラーメンともや高崎店自宅
天候
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晴れのち曇り
宿泊先
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自宅
走行データ
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最高時速:46.5km/s
積算距離:156.5km
走行距離:113.52km
走行時間:6時間15分59秒
平均時速:18.1km/s
支払い
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キャンプ場使用料¥1,000
ミネラルウオーター500mlペットボトル¥150
永井食堂にて昼食など
もつ煮定食(もつ大)¥770
持ち帰り用冷蔵モツ煮3人前¥1,070
ラーメンともや高崎店にて夕食
ネギもつ焼き¥350
焼き餃子¥280
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日光湯元キャンプ場 09:19発
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朝から強い日差しs5tr
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朝から強い日差し

朝日に照らされて起床。このすがすがしさこそが、キャンプの醍醐味だ。朝食に持参した棒ラーメンを作り、コーヒーを入れ、昨日買った羊羹を食べていると、気温はぐんぐんと上がり、テントは夜露をぬぐっただけで、すぐに乾いてしまう状況で、おかげですんなりと撤収が完了した。

日光湯元ビジター・センター 09:22着 09:40発
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日光湯元ビジター・センター

キャンプ場使用料を支払いに、ビジター・センターに向かう。

昨日、入ろうとした所は裏口だったようで、表に向かうように指示された。確かに、ここは作業用の設備しかなく、ビジター・センターという感じではなかったが、表に回ると、立派な施設があった。

受け付けで、昨晩キャンプ場を利用したが、もう4時を過ぎていて、ビジター・センターが閉まっていたので、今日、支払いに来たと告げて、1,000円を支払うと、ありがとうございます。と、職員から深々とお礼を言われてしまった。昨日の冷え込みの話しをすると、霜が降りたとのこと。寒かったわけだ。

せっかくなので、ビジター・センターの中を見学して、外に出ると、20人ぐらいの、中年男性が集まっていて、なにやらこれから、ウオーキング・ツアーに出るようで、引率者が説明をしている。その間を縫って、写真を撮って、出発。

湯元温泉(標高1,478mh) 09:41着 09:53発
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湯の湖s5tr
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湯の湖
湯の湖と湯畑を見下ろすs5tr
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湯の湖と湯畑を見下ろす

昨日、買い出しをした湖畔のお店に立ち寄って、金精峠への登りに備えて、水を購入した後、昨日来た通りに、ほぼ湖畔沿いの道を通って、国道120号線に戻る。

国道は、金精峠に向かって、ぐいぐいと標高を上げ、湯元温泉の北側に来たところで、湯ノ湖と、温泉街をかなり上から見下ろす感じになっている。当然勾配もきついが、天気も良く、写真を撮りながら、ゆっくりのペースなので、苦痛よりも楽しさの方が大きい。昔ここを登ったときは、どうだっただろうかなどと思い出しながら、かすかな記憶をたどるが、寒空の中、がむしゃらに登ったことだけしか記憶にない。若いときのサイクリングは、景観を愛でるでもなく、そんなもんだったのだろうかと思いながら、サイクリングもいろいろだなと、自ら思うばかりだ。

金精峠(標高1,843mh) 11:13着 12:07発
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勾配が緩和された区間s5tr
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勾配が緩和された区間
金精峠手前から男体山を遠望s5tr
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金精峠手前から男体山を遠望
海抜1,843mの金精峠s5tr
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海抜1,843mの金精峠
金精峠トンネルs5tr
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金精峠トンネル
群馬県側でティー・タイムs5tr
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群馬県側でティー・タイム
■QuickTime動画「快晴の中、金精峠を下る」を見る(SIZE 247KB)

金精峠に近づくにつれ、道が真横に折れている、つづら折れの道が見えてきた。正面に工事のためのクレーンが見える。近づくと、ヘアピン・カーブ状になったところが、手前にあり、その奥に、覆道になった新しいヘアピン・カーブがある。古い方には、14%という勾配を示す標識があるが、新しい道は、今までの勾配より緩いぐらいなので、勾配を緩和するために、ヘアピン・カーブを延長して道のりを増やした訳だ。

つづら折れになった区間に入り、比較的勾配は緩くなった感じだ。それよりも、視界はどんどん開け、素晴らしい展望が続き、男体山もよく見え、気分は高揚するばかりだ。あっけなく、標高1,843mhの金精峠トンネルに到着。トンネル入口付近は工事をしていて、片側通行だが、トンネルの中に入ると、すぐに工事区間は終わった。

少々登っていたトンネル内は中央付近で下りになり、群馬県側に出る。あとは、ずうっと下りなので、気が楽だし、まだこんな時間なので、今日は余裕だ。栃木県側と違い、スペースはないが、日陰になった道路端でティー・タイム。コーヒーを入れて、あまっている食べ物をつまむ。

丸沼高原 12:42着 12:53発
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これがプラ・スノー・スキーか?s5tr
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これがプラ・スノー・スキーか?

金精峠を下り始めて、いくつかのヘアピン・カーブをゆっくりクリアし、直線をぐいっと下ると、建物が見えてきた。菅沼の手前にあるキャンプ村だ。この施設は、古い地形図にも載っているぐらいなので、かなり昔から有るのだろう。入口を見た感じでもかなり設備が充実している感じがする。

ちょっと登りもあったりするが、菅沼沿いに走り、沼が見えなくなったところで、またヘアピン・カーブの連続になり、標高をぐっと下げはじめる。リフトが見えるのは、丸沼高原スキー場の物だろう。丸沼が見えてきて、それを越え下ると、丸沼高原スキー場のメインゲート。休憩がてら寄ってみると、こんな季節でも、ゲレンデでスキーをしている人がいる。地面の様子はよくわからないが、雪ではないので、これが話しに聞く、プラ・スノーなのか。

丸沼高原スキー場は、1984年に大学のサイクリング・クラブで合宿で、ペンションに宿泊したことがあるのを記憶している。スキー場の近くにぽつんと有ったという印象があり、行けば思い出すかと思ったが、複数のペンション村があり、全く見当が付かない。スキー場自体もこんなに規模が大きかったという印象はないので、当時とは状況が異なるのだろう。

白根温泉 13:09着 13:54発
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白根温泉の足湯s5tr
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白根温泉の足湯
無料で一服出来るs5tr
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無料で一服出来る

白根温泉の看板が見えてきた。この先足湯無料というのもあり、期待してどんどん下る。いくつか温泉施設が見えてきて、そのうちに足湯があったので、一服。足湯はサイクリングの途中でも気軽に入れるし、圧迫された足を解放するのにも、最高だ。Kさんは、温泉卵を食べたようだ。

吹割の滝 14:42着 14:54発
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吹割りの滝s5tr
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吹割りの滝
近くまで近寄れるs5tr
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近くまで近寄れる
■QuickTime動画「吹割の滝」を見る(SIZE 410KB)

足湯で長湯してしまったが、しっかりリフレッシュして、ひたすら下る。尾瀬方面から来た道との合流点、片品村の中心部に到着。昔の地図にはない立派な橋が架かっていた。

ここから、国道120号線は片品川沿いになるが、片品村の中心部から川のレベルに、直線的にかなりの勾配で、標高を下げるので、ハイペースになる。しかし、川沿いに出ると、勾配は緩くなり、ペダリングすれば、それなりのスピードを維持出来るのだが、BROMPTONのギアでは、重いギアを装備していないので、歯がゆい思いをする。交通量も増え、走りにくくなってくる。

この先に吹割の滝が有るという。私はその滝の存在すら知らなかったので、Kさんが一見の価値有りと言うことで、寄ることになった。追貝の集落に着き、駐車場に自転車を置いて、遊歩道を歩いて川沿いに出る。平べったい岩盤の上を川水が流れているが、その岩盤に割れ目があって、そこを流れ落ちる水が造形的だ。水が落ちているすぐ近くまで寄ることが出来るのも、印象的だ。

ここは一度下ったことのあるルートだが、こんな所に、こんな観光名所があったとは知らなかった。若いころ、ひたすら沼田に向かって、走るだけだったのだろう。今思うともったいないことだ。

薗原ダム 15:32着 15:45発
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薗原湖s5tr
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薗原湖
薗原ダムを越えて下るs5tr
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薗原ダムを越えて下る
素敵な名称の集落「輪組」s5tr
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素敵な名称の集落「輪組」

ここから、国道120号線を行くと、途中、椎坂峠がある。その先の沼田市街は片品川より高いところにあるので、川沿いに素直には下らないルートになる。この峠はたいした峠ではないが、ずうっと川沿いに下っていると思いきや、登りがあるので、精神的につらい。そこで、Kさんのアイディアで、その峠を通らず、沼田市内も用はないので、登りの途中でエスケープして、薗原湖沿いに片品川に出て、下の道をひたすら行こうという物だ。それでも、椎坂峠を半分ぐらい登る必要があるが、大間々・赤城方面への分岐点で、国道120号線に別れを告げ、県道を薗原湖に向かって下る。薗原湖は、片品川をせき止めたダム湖で、この辺は谷が深いから国道も通すことが出来ず、その分、ダムも作れたということなのか。湖岸を走ると、すぐにダムの入口があり、ダムに寄ってみることにする。

ダムで少々休憩して、地図を確認すると、来た道とは別に、ダムの上を通って、反対側から下る道もある。ちょっとだけの遠回りなので、そちらに行ってみることにする。

ダムから南下し、ダムから流れ出る水が合流する川まで下って、方向を変え、川沿いの道を西向きに走る。ここから南は、赤城山への登るルートだ。

国道と違って、交通量の少ない県道を、ひたすら走っていると、「輪組」という集落への案内看板が見えた。「ワグミ」と読むらしい。なんか、自転車の車輪を組むようなイメージがあり、とても親近感の湧く名称だ。

永井食堂 17:13着 17:43発
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永井食堂に到達s5tr
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永井食堂に到達
モツ大盛りのモツ煮定食を補給s5tr
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モツ大盛りのモツ煮定食を補給

渋川に入ったところの、国道17号線沿いに、モツ煮定食が有名な永井食堂があるので、そこで食事をしてゆこうという計画だ。遅い昼食の予定だったが、あちこち寄り道が多く、この調子だと早めの夕食になりそうだ。

沼田付近から渋川まで国道17号線は、交通量も多く、若干のアップダウンもあり、走りにくいので、ちょっとでも国道17号線に入る位置を先延ばししたい。ということで、片品川を渡り、昭和町に入り、役場を経由してから、上越線の岩本駅脇から、国道17号線に出る。

おなかも空いて、走りにくいルートに出て、モツ煮を食べることだけを目標にとにかく走る。いつもの通り、何もないところで、前触れもなく忽然と永井食堂が現れた。最後の目標に到達し、ほっとすると同時に、空腹感に襲われ、普通でも大盛りのご飯だが、それに加え、二人とも迷わずモツ大盛りの定食を注文し、大満足。モツ煮のお持ち帰り用の土産も買って、日没間際に永井食堂を出る。

白井宿 18:19着 18:22発
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国道17号線をひたすら渋川に向けて下る。途中地図にないバイパスに入り、広い路肩を快調に下っていると、反対側に道の駅「こもち」があり、トイレ休憩。一度行ってみたいと思っていた、三国街道の旧宿場の白井宿が、国道と平行にすぐ裏を通っているというので、そこを通過して、渋川市の中心部に入る。

渋川駅から輪行しようかと言う話しがKさんから出ていたが、モツ煮定食が効いたのか、サイクリングロードを走って、前橋に出ようと言うことになった。もう暗いが、二人ともこのルートは走り慣れているので、それなりのスピードでぐいぐい走る。途中、群馬総社付近で、最近開通した区間への入口部分が工事中で、最後の仕上げをしているようだ。看板で指示された迂回路に従うと、すぐにその短い工事区間をエスケープでき、再び快調に前橋に向かう。

ラーメンともや高崎店 19:32着 20:16発
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前橋市内に入って、いくつかの橋を潜り、結局、両毛線の脇の利根橋から、サイクリングロードに別れを告げて、国道17号線に戻る。高崎市に入り、ラーメンともや高崎店で、軽く食事。

自宅 20:32着
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Kさんと高崎駅方面への入口で別れて、帰宅。110km以上走ったが、あまり疲れていない。これが、そんなにスピードも出ないBROMPTONで長距離を走ったときの共通の印象だ。

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